今回はミツバチがハチミツをなぜ集めるのか、ハチミツを作る理由について説明します。
なぜミツバチはハチミツを集めるのか
「なんでミツバチはハチミツを集めるの?」
養蜂をしているというと、そう聞かれることがあります。
みなさん「ハチミツはミツバチが集めるもの」という認識はあるようですが、なんで集めているのか、その理由までは知らないようです。
まあ、言われてみればそうかもしれませんね。
ティースプーン1杯の話のように「ミツバチがハチミツを集めている」という話は聞くことが多いですが、集める理由そのものについてはあまり聞くことがありませんので。
ミツバチがハチミツを集める理由
結論からいうと、ミツバチがハチミツを集めるのは「食べるため」です。
ミツバチは自分たちで食べるために、日々ハチミツを集めています。
ハチミツはミツバチの「ごはん」です。
ここでいう「ごはん」というのは、朝ごはん、昼ごはんのような「食事、食べもの」であるという意味だけではなく、「炊いたお米」という意味でもあります。
というのも、ハチミツはミツバチにとってカロリー源になる食事だからです。
ミツバチが食べるものは二つあって、一つがハチミツで、もう一つが花粉になります。
ハチミツがカロリー源(体を動かす食べもの)で花粉がタンパク源(体を作る食べもの)です。
ヒトの食事でいうと、カロリー源になるものといえば炊いたお米やパンですよね。
いわゆる主食というやつです。
それがミツバチの場合はハチミツになります。
ハチミツはミツバチの主食なのです。
だから彼らは毎日一生懸命集めています。
ちなみに、おかずは花粉です。
花粉はタンパク源なので、ヒトでいうところのお肉や魚のポジションになります。
とはいえ、花粉は植物由来のものなのでヒトでいうと大豆製品みたいな感じになるかもしれません。
豆腐や油揚げ、納豆とかその類ですね。
ベジタリアンなんですよ、ミツバチは。
実際のところ、彼らの集めてきた花粉を食べると「きな粉」みたいな味がします。
なので、豆腐や油揚げで白飯を食べるというよりは桔梗信玄餅のまわりの部分を食べているイメージのほうが真に近いのかもしれません。
まあ、あちらは黒蜜ですが似たようなものでしょう(笑)
ハチミツをとられるミツバチはかわいそうか
「ハチミツはミツバチのごはんである」
そんな話を聞くと「なんだか後ろめたくてハチミツを食べにくいなあ」と思うかもしれませんが、気にせず食べてください。
なぜなら、ハチミツはミツバチが集めすぎたときにだけ採るものだからです。
ミツバチは本能で、あればあるだけハチミツを集めようとします。
なので、春から夏にかけて世に花があふれ、そこら中から花の蜜が集められるような時期は巣の中にハチミツを集めすぎてしまいます。
ハチミツを貯めておく場所が足りなくなって、本来なら子育てするために空けておかなければいけない部屋にまでハチミツを詰めてしまうのです。
こうなると群れの次世代を担う若手が育てられずに困ったことになってしまうので、そうならないように養蜂家がハチミツを抜きとります。
ハチミツはミツバチが集めすぎたとき、集めすぎにならないように採るもののなのです。
ヒトが食べるためというよりミツバチを継続して飼うためにすること、しなければいけないことなので、別にそれを食べるのにうしろめたい気持ちなぞ持つ必要なんてありません。
堂々と食べて良しです ^ ^
この辺は話は別記事 でも書いているので、興味があったら読んでみてください。
まとめ
ここまでの内容をまとめると
- ミツバチがハチミツを集めるのは「食べるため」
- ハチミツはミツバチの「ごはん」
- ハチミツを食べるのに後ろめたさはもたなくてよい
こんな感じです。
ハチミツの正体、わかっていただけましたかね。
以後、心置きなく食べていただければ幸いです。
以上、ミツバチはハチミツをなぜ集めるのかという話でした。
では、また ^ ^
