九条ネギが好きです。
青ネギとして美味しいのはもちろん、ちょっと深植えしておけば白ネギにもなれるというオールマイティーなところが魅力です。
そんな九条ネギの栽培法について、すごい技があることを知りました。
干しネギ栽培という匠の技です。
夏の間は、畑から掘り上げて干しておき、夏が終わったらもう一度植える。
すると、干したネギは普通に育てるよりも大きく育つらしいです。
掘り上げて保管ができるだけでなく、よく育つようになるって・・・ イカすな九条ネギ。
九条ネギの新たな魅力を発見です ^ ^
干しネギ栽培について調べたこと、思うことを書き留めておきます。
干しネギの植え方や植え付け時期など
干しネギというのは葉ネギの苗を掘り出して1ヶ月ほど乾燥させたものです。
この干しネギを晩夏(8月下旬)に定植するのが干しネギ栽培です。
干しネギは、葉を20センチ程度に切り詰めて、枯れた葉や根を取り除いてから定植します。
干した効果で新芽が出やすくなるのと、育苗しづらい時期(暑い時期)に苗を植えられるのが利点です。
具体的には、早い時期に柔らかいネギが食べられるのとネギが大きく育つようになるそうです。
ちなみに干しネギ栽培は、九条ネギの暑い時期に休眠するという特性を利用したものです。
なので、干しネギ栽培をするのは九条系の「葉ネギ」で、根深ネギの類ではないことに注意する必要があります。
干しネギ自体は時期になるとホームセンターなどでも買えるものですが、自分で作ることもできます。
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- 秋にタネをまく
- 春まで育苗して、畑に定植する
- 梅雨明けに掘り上げる
- 風通しの良いところに吊るして干す。
- 8月下旬にトリミングして畑に定植する
初夏に収穫できるように育てて、収穫しなかった分を干しネギにする。
そんなイメージです。
初夏に収穫したうえに、秋冬にも収穫できるなんて、すごく良い作付け法ですよね
ぜひやってみたいです ^ ^
干しネギ苗を作る
でも、これって春に定植したネギでなくてもできるのかな・・・ と思ったりもします。
だって、晩夏に干しネギとして定植して、収穫しきれなかったネギが使えるとしたら、育苗をまったくしないで無限にネギ栽培が続けられますよね。
プロ農家なら出荷してお金にした方がいいのでしょうが、家庭菜園だったらコストがかからず栽培を続けられる方がメリットが大きいように思います。
まあ、分蘖したネギを株分けしても同じような話なのかもしれませんが、干すと育ちが良くなるというのなら、こちらの方がお得です。
現在、畑には去年の秋に苗を定植したネギの生き残りがいくつかあるので、とりあえず、梅雨が明けたらそいつらを掘り出して干しネギにしてみようと思います。
春に青い部分を刈り取って丸坊主にしたら、横っちょから新芽がでてきたネギと、葱坊主をつけたまま放置していたネギの2種類があるので、ちょうど良いです。
秋植えで収穫しなかったネギが使えるのかの他にも、そのままでも良いのか、それとも新芽を出してやった方が良いのかもわかるからです。
もし、これらのネギがうまく干しネギになってくれるなら、無限ネギ栽培スタートです (笑)
早く梅雨明けないかな・・・
以上、九条ネギの栽培 干しネギの作り方を知る でした。
では、また ^ ^
*このあと実際に干しネギを自作して九条ネギを栽培してみました
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