失敗から学ぶ じゃがいもの病気のこと

掘り立てのジャガイモ

先日、春ジャガイモを収穫しました。

でも、病気になってしまったようで、収量は少なく、腐った芋がいくつかでてきました。

腐った芋はグジュっとして、銀杏のような異臭がします。

軟腐病というやつかもしれません。

まあ、なってしまったものは仕方がないので、今回のやったことを見直し、次回につなげようと思います。

人は失敗から学ぶのです。

ということで、今回の病気から学んだことを書き留めておくことにします。

病気を予防するには

今回、ジャガイモが病気になったことで学んだのは、栽培環境のことです。

一般に言われているとおりに植え付けしたのですが、病気になってしまいました。

病気になったということは、栽培環境がジャガイモに適していなかったということです。

なぜなら、病気とは主因(病原体)、素因(野菜の素性、状態)と誘因(気候などの環境)の3つが揃った時になるものだからです。

たとえ病原体があったとしても、抗体をもっていたり、免疫力の高い状態なら病気にならないし、病原体の繁殖に適した環境でなければ、別に病気になることはないだろうという話です。

人で言えば、寒くて乾燥したときに、不摂生で体力が落ちている人が、風邪の患者が集まっている場所に行くから風邪をひくということですね。

 

今回の栽培ではジャガイモが病気になってしまいました。

ということは、今回の栽培では主因、素因、誘因の3つが揃っていたということになります。

今回のジャガイモ栽培には誘因となるものがあり、適切な栽培環境ではなかったのです。

なので、その誘因がなんだったのか? そして、それをなくすためにはどうしたらよかったのかを考えることにします。

3つのうちのどれかを改善しないとまた同じことになりますからね。

病原体(主因)を取り除くのはとても大変です。

まずは、手のつけやすい栽培環境(誘因)を整えることから始めるのが得策というものです。

そうすれば野菜の免疫力アップ(素因)にもつながり、自ずと病気になりにくくなるだろうという話です。

じゃがいもの植え方を考える

まず、今回の誘因がなんだったのかですが、おそらく湿度、水気の問題だと思います。

病原体である細菌や糸状菌が繁殖するのには多湿のほうが都合が良さそうだからです。

だって、梅雨になるとたべものは腐りやすくなるし、カビも生えやすくなりますよね。

菌の塊みたいなキノコだってジメッとしたところに生えているイメージがあります。

きっと菌はカラッとしてるよりはジメジメしているほうが繁殖するものなのです。

だから、今回のようにジャガイモが病気になった、菌が繁殖してしまったというのは、多湿でじめっとした環境になっていたということの裏返しなのではなかろうかという話です。

では、どうすれば良いのか、良かったのかを考えます。

湿気、水気を抑える方法です。

答えとしては

地上部分は風通しを、地下部分は水はけを良くする

ということになると思います。

これが目指すべき栽培環境であり、これが達成できていないのなら、たとえ本に書いてある通りに植え付けたとしても栽培環境としては不適切なのです。

今回の栽培では、ここを疎かにしていたと思います。

言われるままの深さで溝を掘って、種芋を植えた・・・ それがいけなかったのです。

自分のところの土質をまったく考慮していなませんでした。

借りている畑は、雨が降るとネチョネチョになるような土質です。

なんなら雨が川のように通路を流れていくくらい水はけが悪いのです。

そんな水はけの悪い地面にダイレクトに種芋を植えたら・・・ 雨の後は種芋のまわり、ジャガイモの根のまわりがジュクジュクになるのが必然ですよね。

目指すべきもの、水はけの良い地下部分とはまるで縁遠い環境で育てていたことになります。

今回の一番の反省ポイントです。

このような土質の場合は、種芋は溝を掘って埋めるモノだという固定観念を捨て、むしろウネを立てて、地面より上に種芋を置くのが筋でした。

大事なのは栽培に適した環境をつくることであり、本に書いてある株間、深さのとおりに作業することではありません。

本に書いてある株間や植え付けの深さは、栽培に適した環境をつくるための一つの手段です。

地域の気候や畑の土質に応じて変えてしかるべきものなのです。

 

ジャガイモはトマトと同じ南米アンデス生まれ。

もしかしたら高ウネで乾燥気味のほうが育ちが良いかもしれないですね。

次回はしっかりとウネを立ててから種芋を植えてみようと思います。

 

以上、失敗から学ぶ ジャガイモの病気のこと でした。

では、また ^ ^


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