食用として売られている乾燥ひよこ豆が発芽するか実験してみました。
以下、その記録です。
食用ひよこ豆はタネとして使えるか
今回の実験で使ったのは、近所の食料品店で売っていた乾燥ひよこ豆です。
水で戻してサラダや洋風煮込みにして食べるためのもので、食料品の買い出しに行った大手スーパーの乾物売り場にポップコーンの元なんかと一緒に並んでいるのを見つけました。
丁度、「ひよこ豆を栽培してみたいけど、ネットショップじゃないとタネが買えない。どうしようかな・・・ 」と思っていたところだったので、ものは試しで買ってきました。
これを家にある適当なプラスチック容器にばらまき、水を与えてどうなるかを観察します。
実験で使ったもの
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- 乾燥ひよこ豆(食用)
- プラスチック容器(キノコの入っていたもの)
- キッチンペーパー(リード)
やったこと
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- プラスチック容器にキッチンペーパーを敷く
- 乾燥ひよこ豆をばらまく
- キッチンペーパーがひたひたになるまで水をいれる
- 容器を西日が当たるキッチンの窓辺に設置
- ひよこ豆が吸水して水が減ってきたら水を追加する
こんな感じです。
ちなみに実験は4月下旬、室内はTシャツ一枚で過ごすにはちょっと寒いかな・・・くらいの温度でした。
そんな中での実験です。
その結果・・・
普通に発芽しました!
しかも、めっちゃたくさん。
50粒ほどばらまいておいたのですが、最終的に発芽を確認できなかったのは2粒だけです。
驚異の発芽率です。
さらに秀逸なのは、そのスピードです。
木曜の夜に実験をスタートして、土曜の朝にはピコッと根が顔を出している姿を確認できました。そして、日曜の朝にはその根がにょろにょろと伸びてきて、月曜の朝には根ではない上部パーツが見えてきました。
使えますね、スーパーのひよこ豆(笑)
元が食用なのでタネとして使わなかった分は食べてしまうことができます。むしろ専用のタネを買うよりお得かもしれません。
他に今回の実験で気づいたことは
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- 根はひよこの頭?とんがったところから出てくる
- 想像以上に水を吸う
ということです。
ひよこ豆はものすごい水を吸いました。特に最初は乾燥しているので、ものすごい勢いで吸水します。
最初にタネを蒔いたあと、水多めでキッチンペーパーがひたひたになるくらいにしておいたのですが、翌朝には乾燥気味になっていました。あわてて給水して事なきを得たのですが、発芽までの水管理は注意した方が良さそうです。
また、根っこはひよこの頭の部分から生えてくるので、頭を下向きにしといた方がスムーズな発芽を促すことができてよいかもしれません。
もしひよこ豆を直播きするのであれば、これらのことに注意すべしです。
実際のところ、このひよこ豆たちがちゃんと実をつけるのかはわかりませんが、とりあえず発芽はしたので土に植えて育ててみたいと思います。
以上、乾燥ひよこ豆の発芽実験でした。
では、また ^ ^