この記事は、収穫した大麦(おおむぎ)を家庭用の精米機で精麦して食べてみたときのことを紹介します。
家庭菜園で栽培した大麦(おおむぎ)を食べてみました。
大麦は大麦(おおむぎ)を家庭用の精米機で精麦してみたで処理したものです。
その過程と感想、こうした方が良かったかもと思ったことを紹介するので、自分で栽培した大麦(おおむぎ)を食べてみたいと思っている方の参考になればと思います。
精米機で精麦した大麦(おおむぎ)を食べる
前回、精米機にかけた大麦は見た目は食べ物っぽくなりました。
精麦したときの様子はこちら>>>大麦(おおむぎ)を家庭用の精米機で精麦してみたで
なので、本当に食べられる状態になっているのか、実際に食べて見ることにしました。
調理法は炊くです。
普段、大麦を食べない・・・ というか、ほぼ食べたことがないので、正しい食べ方がわかりません(笑)
なので、とりあえずお米と同じように炊いてみることにしました。
ということで、まずは大麦(おおむぎ)を洗います。
大麦はお米のように研ぐものなのか不明ですが、精麦後に残ったゴミを取り除く必要があるので、大麦をザルにとってざっくりと洗うことにしました。
両手ですくった大麦をこすり合わせることを数回繰り返し、浮いたゴミと水を捨てます。
炊くときの水の量は麦の重さの2倍にしました。
一応、水の量はグーグル先生に教えてもらったのですが、今回の大麦はお店で売られているようなきちんと精麦されたものではないです。
なので、麦の2倍のお水というのは目安程度に考えて吸水時間を長くとることにしました。
玄米を炊くのと同じですね。
たとえ精麦の程度が悪くても、時間を長く取ればきちんと中まで吸水できるはずです。
ちなみに今回はガスレンジで炊くので大麦と水はお鍋に入れました。
4時間ほど吸水したオオムギです。
ちょっと膨らんで白っぽくなった気がします。
食べもの感がアップしました。
水は少し白濁しています。
さらに2時間ほど吸水し、合計で6時間吸水した大麦です。
膨らんだ感は2時間前とあまり変わりません。
でも、なんだか小さい泡が出ています・・・ もしかして発酵した???
なんだか怪しいのでさっさと炊くことにしました。
吸水した大麦の入ったお鍋をコンロに置き、ガスレンジの炊飯モードをセットしてお米と同じように炊いていきます。
炊きあがり直後の大麦です。
正直なところ見た目は今ひとつですね。
なんか色味が汚い・・・ 全体に茶色っぽくなりました。
匂いは蓋を開けたときに一瞬だけ枯れ草の匂いがしました。
でも、全体的な印象は混ぜご飯の匂いです。
特に調味料を入れていないのに、なぜか混ぜご飯が炊けたときの香ばしい匂いがしました。
もしかしたらお焦げができていたので、単にその匂いなのかもしれません。
家庭で精麦し炊いた大麦
炊き上がった粒はべたつかずポロポロしています。
指でつまむと簡単には押しつぶせないくらいの弾力を感じました。
水加減は問題ないと思います。
特に芯が残る感じはありませんでした。
普段、大麦は麦ごはんや五穀米の一部として、たまにしか食べないので、市販のものとの比較はできないのですが、味は可もなく不可もなくと言った感じです。
というか味があまりしないです。
噛むとムッチリした歯ざわりがして、混ぜご飯のような香ばしい香りが鼻に抜けますが、味自体は特にしないように思いました。
炊いたお米とは明らかに違いますね。
お米のように噛むと甘みを感じる・・・ みたいなことはありません。
ただ、嫌な味がして不味いというわけでもありませんので、「味がない」というのが正直な感想になります。
ためしに「塩」をかけて食べてみたら、ムチッとした食感とあわさって割と美味しいです。
でも、茶碗一杯は食べたくないかな。
そんな味です。
まあ、お米と同列のものではなく、野菜の一つだと思えば「有り」だと思います。
もちろん、お米に混ぜて食べるのも問題なしです。
塩茹でしたものをサラダのトッピングとかにしたら良いかもしれませんね。
ほかには汁物の具にするのもありかもしれません。
雑炊チックに味の付いた汁で煮る感じです。
いずれにせよ味がないので、大麦を単独で食べるなら味付けは必須だと思いました。
大麦を味付けして食べてみたときの記事>>>家庭用の精米機で精麦した大麦(おおむぎ)を「塩ゆで」にして食べてみた
以上、収穫した大麦(おおむぎ)を家庭用の精米機で精麦して食べてみたときのことでした。
では、また ^ ^
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