この記事は山梨県にある栄昇堂の「みのぶまんじゅう」のことを紹介します。
みのぶまんじゅうって知ってますか?
山梨県の身延(みのぶ)という地域の名物なのですが、たかがお饅頭とあなどることなかれ、これがなかなかの美味なのです。
近くにいったら食べるべきグルメな一品だと思います。
栄昇堂の「みのぶまんじゅう」
栄昇堂は山梨県の身延(みのぶ)町にある「みのぶまんじゅう」の製造販売をしているお店です。
身延駅前というアクセスの良い場所にあり、作りたてのおいしい「みのぶまんじゅう」が買えるので、富士川周辺で遊ぶときは必ず寄っています。
先日も、奈良田温泉にいくときに寄り道してきました(関連記事:極上の湯を求めて奈良田温泉へ 山梨県早川町)。
栄昇堂のみのぶまんじゅう(24個入り)です。
栄昇堂では1つから販売してくれますが、そんなんで足りるわけがないので毎回箱入りを買っています。
みのぶまんじゅうは個別にセロファンで包まれています。
あまり気にしてなかったのですが「身延まんじゅう」ではなく「みのぶまんじゅう」が正しいのかも知れません。
パッケージにはひらがなで「みのぶまんじゅう」と書かれていますからね。
これが栄昇堂の「みのぶまんじゅう」です。
ぽってりとしたシルエットに、テラっとした黄色っぽい皮。
皮には「みのぶ」と焼印を押されています。
みのぶまんじゅうは饅頭(まんじゅう)としては少し大きめで、手にのせるとけっこうな重量感があります。
みのぶまんじゅうを真ん中から割ったところです。
中身はこんな感じで、ほどよく餡(あん)がはいっています。
餡は甘さ控えめのしっとり系で、皮はふわっとしたタイプになります。
みのぶまんじゅうはかじるとほんのり塩気を感じます。
皮に塩味がついているのです。
はじめて食べたときは「まんじゅうなのにしょっぱい」と変な感じがしましたが、これが控えめな甘さの餡とあわさると絶妙なうまさを醸し出してくれます。
わずかに感じる程度の塩味が、餡の控えめな甘さを引き立たせてくれる感じです。
お汁粉にちょっと塩入れると甘みが増すのと同じ理屈ですね。
そして、ちょっと大きめなサイズ感も秀逸です。
皮と餡(あん)を一緒にちびちびとかじりながら、数回に分けて「皮の塩っ気とあんこの甘さ」を味わえるからです。
しょっぱい→甘い→しょっぱい→甘い・・・、味の無限ループです。
数年前「道の駅みのぶ」でたまたま買ったみのぶまんじゅう。
以来、この味の無限ループにハマっています。
やめられないとまらないってやつですね。
ちなみにこのときに買ったみのぶまんじゅうは、次の目的地である奈良田温泉につくまでに上段の半分がなくなりました。
そして、温泉にはいったあと帰りながらまた食べたので、結局のところ、自宅まで持って帰れたのは下段だけです。
それも2日後には消え去りました。
24個入りなのに・・・。
ゆるキャン△の聖地「栄昇堂」
栄昇堂の「みのぶまんじゅう」は人気キャンプ漫画のゆるキャン△に登場します。
もともと人気のお店で入れ替わり立ち替わりお客さんがはいっているイメージなのですが、先日いったときはあきらかに客層の異なる人たちがいました。
おそらくゆるキャン△のファンの方たちだと思います。
こういっちゃなんですが、身延の街は桜の季節以外あまり人をみないイメージでいたのですが、街中にみのぶまんじゅうを片手にウロウロする若者の姿が目立ちました。
身延の街ではゆるキャン△みのぶ巡礼マップなんてのも配られているみたいです。
ゆるキャン△人気おそるべしですね。
ちなみに栄昇堂のみのぶまんじゅうの包装紙はこんな感じです。
だからどうしたという話ですが、じつは「みのぶまんじゅう」をつくっているお店は栄昇堂以外にもいくつかあるのです。
なので、「ゆるキャン△に登場したみのぶまんじゅう」が食べたい人は、この包装の身延まんじゅうを探せば良いというだけの話です。
あと、栄昇堂のみのぶまんじゅうは普通に「うまいもの」なので、お取り寄せできるのかなと思って調べてみたのですが、栄昇堂さんはホームページすら見つかりませんでした・・・。
商工会議所のホームページにも栄昇堂は出てきません。
なので、栄昇堂の「みのぶまんじゅう」を食べたいときは身延まで行くしかなさそうですね。
以上、栄昇堂のみのぶまんじゅうの話でした。
では、また ^ ^
ちなみに栄昇堂に行く前は、
静岡の由比でランチをして(関連記事:桜えびを食べに由比漁港へ 静岡県静岡市)、
このあとは、山梨の奥地にある奈良田温泉にいきました(関連記事:極上の湯を求めて奈良田温泉へ 山梨県早川町 )。
栄昇堂の駐車場のこと
栄昇堂からはちょっと離れますが、「しょうにん通り」の駐車場が2つあります。
来客は2時間まで無料で利用できるようです。
身延駅をはさんで車線に1つずつあるので、通り過ぎても反対車線の駐車場に入れば良しです。