この記事は山梨にある深雪温泉の日帰り入浴のことを紹介します。
深雪温泉(みゆきおんせん)は山梨県笛吹市にある石和温泉郷にあります。
源泉かけ流しの温泉が味わえる旅館ですが、日帰りでの立ち寄り湯も受け付けてもらえます。グーグルの口コミでも評価が高く、アクセスも良いので本栖湖でキャンプをしたあとに訪問しました。
深雪温泉の日帰り入浴(立ち寄り湯)を実際に利用してみて感じたことやしっておいたほうがよいことを紹介するので、これから石和温泉にいこうとされている方の参考になればと思います。
深雪温泉(みゆきおんせん)の日帰り入浴(立ち寄り湯)
2018年11月の日曜日に深雪温泉の日帰り入浴(立ち寄り湯)を利用してきました。
今回はじめて利用したのですが、その印象は「街中にある源泉がドバドバとかけ流される温泉で、湯上りにやけにお肌がすべすべする」というものです。
そのこころは・・・
まず、深雪温泉があるのは温泉情緒といったものがまるでない場所でした。
石和温泉郷が全体にそうなのかもしれませんが、深雪温泉があるのはコンビニやらマンションやらが立ち並ぶ車がビュンビュン走る道ぞいです。
ちなみに旅館の前には大きなドラッグストアがありました。
旅館の敷地からちょっと離れたところにある駐車場に車をとめ、ドラッグストアや民家の前をテクテク歩いていくので「これから温泉にいくぞ!」というより、むしろ近所の銭湯(せんとう)にでも行く気分になります。
実際はバリッバリッの源泉かけ流し温泉なのに、なんというかものすごいギャップがありました。
なので、イメージとのギャップの意味をこめての「街中にある」です。
次に、深雪温泉は源泉が惜しみなく使われていました。
内湯も外湯も源泉かけ流しなのですが、温度のちがう源泉をミックスして適温をつくりだしているそうで、ひとつの湯船にふたつの源泉が注がれています。
そして、二つある湯口からは絶え間なく源泉が流れ出ていて、浴槽からはお湯がドバドバとあふれでていました。
まごうことなき『源泉かけ流し』というやつですね。なので、「源泉がドバドバと流れている」となります。
最後に、湯上りに触った自分の腕がやけにすべすべしていることに気がつきました。
深雪温泉の源泉はちょっと硫黄の匂いがする無色透明なもので、ぬるぬる感をあまり感じません。
美肌の湯と言われているものはたいてい「ヌルヌル系」です。
なので、湯上りにお肌がすべすべになるのはヌルヌル系だとばかり思っていました。
でも、そうじゃないみたいですね。
このとき感じた腕のスベスベ感は個人的な「湯上りお肌すべすべ温泉ランキング」では上位にはいります。
なので、「湯上りにお肌がすべすべする」となります。*あくまで個人的な感想です。
以上3つの印象により、深雪温泉は「街中にある源泉がドバドバとかけ流される温泉で、湯上りにやけにお肌がすべすべする」ところだったとなりました。
日帰り入浴(立ち寄り湯)の注意点
深雪温泉の日帰り入浴(立ち寄り湯)を利用するときに知っておくべき重要なことがあります。
それは受付してくれる日付と時間が決まっているということです。
これは非常に大事なことです。深雪温泉は日帰り温泉施設ではなく旅館です。なので、いつ行っても日帰り入浴を受け付けてもらえるわけではないのです。
日帰り入浴(立ち寄り湯)を利用できる日が決まっていて、受付してもらえるのはその日の10時30分から14時30分(最終入館13時30分)までです。
日帰り入浴(立ち寄り湯)を受付してくれる日にちについては深雪温泉の公式ホームページに「利用日カレンダー」が掲載されているのでそちらで確認できます。
パッとみると週末はたいてい大丈夫そうですが、平日はダメな日がたくさんあるので、平日に行くときは要注意ですね。
完熟(かんじゅく)の湯
全体の感想は「街中にある源泉がドバドバとかけ流される温泉で、風呂上がりにやけにお肌がすべすべするところ」でしたが、「源泉がドバドバとかけ流される温泉」の部分、お風呂の様子などをもう少し細かく書くと・・・。
深雪温泉の日帰り入浴(立ち寄り湯)では、柿の湯と桃の湯というのが利用できます。
今回の利用時は柿の湯が男湯、桃の湯が女湯になっていました。日によって変わるのかもしれないのですが、入浴したのは柿の湯です。
ぶどうの湯というのもあるみたいですけど、深雪温泉の公式ホームページにある立ち寄り湯のページには表示されてませんし、受付では何も言われませんでしたので、利用できるのは宿泊客だけなのかもしれませんね。
今回利用した柿の湯は、内湯と外湯が一つずつあって、どちらも源泉がドバドバとそそがれています。
無色透明の源泉は若干硫黄の匂いがしました。
なによりドバドバかけ流されるその湯量に目を奪われてしまいますが、ひとつの浴槽に湯温のことなる2本の源泉をかけ流ししているのがとてもよかったです。
なぜなら、源泉を好みの温度で味わえるからです。
別々に注ぎ込まれてミックスしていく二つの源泉は、浴槽のなかで湯温のムラを生み出していました。
お風呂の中で熱いところと温い(ぬるい)ところがあるということです。
特にひょうたん型? をした外湯は湯温の差がはっきりとしていました。
湯温の好みは人それぞれです。
特に大人と子どもではまったく異なります。大人が「ぬるい」と感じるお湯でも、子どもには「熱い」ということがあるからです。
子どもと一緒に温泉に入ることが多いので、そんなことがよくあります。
私にはぬるいので長湯(ながゆ)をしようとしても、子どもには熱いので「早く出よう」と言いだして落ち着いて入れないのです。
その点、完熟の湯は一つの浴槽に大人の適温ゾーンと子どもの適温ゾーンがあるので、目の届くところで子どもと一緒に長湯をすることができました。
ちなみにこの温泉は、あつめの源泉「完(かん)の湯」とぬるめの源泉「熟(じゅく)の湯」をあわせることで「完熟(かんじゅく)の湯」となるそうです。
玄関先にあった大きな提灯に「完熟(かんじゅく)の湯」と書かれていた謎がとけました。
まとめ
はじめていった深雪温泉はこんなところでした。
- 街中にある
- 源泉がドバドバかけ流されている
- 湯上りにお肌がすべすべした 注)あくまで個人的な感想です
- 完熟の湯は子どもと一緒に長湯ができた
以上、深雪温泉の日帰り入浴(立ち寄り湯)のことでした。
では、また^ ^
深雪温泉の営業時間や駐車場
- 営業時間 10:30〜14:30(最終入館13:30まで)
- 休館日 ホームページの利用日カレンダーで確認できます。
- 料金 大人1,000円、小学生以下700円
- webページ 深雪温泉の公式ホームページ
建物から少し離れたところに広い平地の駐車場がありました。深雪温泉の建物の前に「P直進」の看板も出てますし、同じ道路に面しているので迷うことはないと思います。
*貴重品はロビーのナンバー式のロッカーが無料で使えました(2018年11月現在)
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