2019年1月某日、湯治場ほたるに行ってきました。
湯治場ほたるは伊豆半島のちょうど真ん中あたりにある「源泉100%かけ流し」をうたう日帰り温泉施設です。
名前に湯治場(とうじば)とつくだけあり、貸切個室や貸切風呂(露天風呂付き貸切個室)があって1日のんびり湯治をすることもできます。
今回、はじめて利用しましたが、昭和のレトロ感がある建物と渓流をのぞみながら入浴できる巨大な半露天風呂が印象的でした。
以下、そのときの詳細です。
※この記事で紹介している「湯治場ほたる」は2024年12月に閉業しています。(追記2026/05/11)
伊豆船原温泉 湯治場ほたる
湯治場ほたるは静岡県伊豆市の船原温泉にある日帰り温泉施設で、湯ヶ島温泉などがある伊豆半島の山あいの道から西伊豆・土肥金山のほうに抜ける国道136号線を入ったところにあります。
もともとは純金風呂のある「船原ホテル」という施設だったそうですが、いまは廃業して時之栖(ときのすみか)グループが経営しています。
湯治場ほたるの公式ホームページによると、自然湧出した温泉は湯雨竹(ゆめたけ)という竹製の冷却装置をつかって温度をさげられ、源泉100%の入浴ができるようになっているそうです。
口コミでの評価もなかなかよいので、河津でキャンプをしたあとに訪問してみることにしました。
にじみ出る昭和の香り

はじめての訪問でしたが、国道沿いで赤くて大きな看板が出ていたので迷わずたどり着けました。
施設の前にある駐車場はひろく、駐車場の入口には大きな門?があります。
門をくぐると「伊豆温泉村」とかかれた看板があります。ホテル時代のなごりなのでしょうか、ものすごく昭和感があるとても目を引く看板でした。
施設の入口には温泉の由来がかいてあります。
金発掘の副産物として温泉が湧いたそうです。ちかくに土肥金山ってのがあるくらいだから、きっとこのへんでもとれたんでしょうね。
だから「純金風呂」だったんだと、この時点ではじめて気づきました。
施設にはいると、天井が高く一面に絨毯が敷かれていて「ああ、ホテルだったんだな」という感じがします。
でも、黒く塗られた柵と陣幕で装飾された戦国風?に内装されていました。
頼朝のお狩場だったらしいので、そのイメージなのかもしれません。洋の建物に和の内装でなんとも不思議な雰囲気でした。
受付カウンターではじめての訪問だと告げると、フレンドリーな受付の女性が入浴システムを丁寧に説明してくれました。
湯治場ほたるでは1時間の料金ともうちょっとのんびりできる料金とがわかれているようです。
はじめてなので1時間の利用にしました。
60分券は大人800円の子ども600円です。子ども料金はちょっと高めの設定で値段を言われてドキッとしました。
靴箱の鍵をあずけ、脱衣所のロッカーの鍵をうけとりテクテクと階段をおりてお風呂に向かいます。
お風呂は、遠いです・・。
ホテルのつくりそのままなので、ロビーからお風呂までの距離がかなりあるのです。
建物は「昭和の温泉ホテル」です。
壁、ドア、絨毯、消火栓、案内板、いたるところに昭和感が滲み出ている建物は、修学旅行や合宿、家族旅行などの若かりし頃の旅行の思い出を呼び覚ましてくれました。
一見の価値ありの巨大な半露天風呂
脱衣所も昭和感にあふれていますが、ロッカーだけが妙にきれいで大きいです。
もしかしたら、ロッカーは時之栖仕様なのかもしれませんね。
会社の更衣室にあるような縦長のやつで、ハンガーもぶら下がってました。
脱衣所には人の気配がなく、浴室へと続くであろうガラス戸のむこうにも気配がありません。
「貸切だ!」とテンションが上がりました。
サクっと脱衣をして、ガラス戸をあけると何か変?
風呂がないのです。
一瞬、固まりました。
ガラス戸の先は洗い場ゾーンだったのです。
でも、むちゃむちゃ広くてふつうの大浴場くらいあります。
その広い空間の壁際に洗い場がいくつかあり、上がり湯用のかけ湯がはいったツボがぽつんと置かれています。
ものすごい違和感がありました。
でも、なんでこんな作りなのかは洗い場の奥にある大浴場をのぞいたらわかりました。
「で、でけえ!」
あんまり下調べしてないできたので、その湯船の大きさにおどろきます。
半露天のだだっぴろい大浴場いっぱいに湯船が広がっていました。
千人風呂かってくらいデカいです。
あまりのデカさにテンションがあがり、いそいそと体をあらい大浴場に向かいました。
大浴場の巨大な湯船は、温度のことなる3つのゾーンに仕切られています。
向かって左が激アツ、真ん中が普通、右側が水風呂でした。
仕切りと行ってもお湯が行ききできるもので、激アツゾーンに注がれた源泉が、普通と水風呂に順に降りていくようなつくりです。
あと、なぜかお地蔵さんが湯船の中にたくさん入ってます。
湯船の中になんか湯船の中にたくさんの人影がみえて、駐車場空いているのに変だなと思ってよく見たらお地蔵さんでびっくりしました。
お湯は無色透明、湯船のいろで茶色っぽく見えましたが、無色だと思います。
全体に薄暗くて判別しずらかったです。
匂いはしません。
というか、塩素のにおいがしました。
風呂場全体に漂っているわけではないのですが、肩までどっぷり湯に浸かると塩素のにおいを感じます。
まあ、水風呂と普通の湯をいったりきたりしていたせいかもしれませんが、風呂上がりの身体からも塩素のにおいがしました。
普通の湯で十分にあつく、水風呂はちょっといまの時期には寒いかなくらいのぬる湯です。
なので、普通の湯と水風呂の仕切りに陣取り、交互に入って長湯をたのしみました。
普通の湯の温度は、子どもにはちょっと熱いかなという感じです。
うちの子どもはぬるい水風呂の中をウロウロとし、寒くなると仕切りをまたいで普通の湯に温まりにくるといった感じで巨大な風呂を楽しんでいました。
ただ、激アツゾーンは危険です。
一応チャレンジしましたが、下半身を数秒つけるのが精一杯でした。
熱さでお湯に浸かった部分の皮膚がビリビリします。
壁にあった温度計では49度・・・ 熱湯風呂ですね。
でも、入れないのがちょっと悔しかったので、激アツゾーンからお湯をくみだしてジャバジャバとかけ湯を味わってから風呂をでました。
塩素のにおいがしたのはちょっと残念でしたが、渓流を眺めながらはいれる半露天の巨大な風呂はなかなかの代物です。
はじめて見たらテンション上がるのは間違いないと思います。
一見の価値ありです。
以上、伊豆の船原温泉にある湯治場ほたるに行ってきた話でした。
では、また ^ ^

