ニホンミツバチ「だと思う」のはなし

セイタカアワダチソウとニホンミツバチ ミツバチのこと

ミツバチはセイタカアワダチソウの花が大好きです。

開花から2週間。巣箱からは靴下の匂いが漂い始め、ミツバチたちは足にオレンジ色の花粉をたくさんつけて帰ってきていました。

ちなみに「セイタカアワダチソウの蜜 = 靴下の匂い」です。

巣箱の前に咲いているセイタカアワダチソウを観察すると、何匹か訪花しているミツバチが確認できます。せっかくなので「セイタカアワダチソウを訪花するミツバチ」の写真を何枚か撮ってきました。

タイトル写真はそのうちの一枚です。

ただ、この子は我が社の社員のセイヨウミツバチではなくてニホンミツバチだと思います。

ニホンミツバチとセイヨウミツバチを確実に見分けられる自信がないので、あくまで「だと思う」だけです。なので、違ってたらごめんなさい m(_ _)m

ミツバチを飼っているのに「だと思う」とは何事だと思うかもしれませんが、それには理由があります。

以下に、その「だと思う」理由をまとめておきます。

セイヨウミツバチとニホンミツバチの見分け方

グーグル先生によると、ニホンミツバチとセイヨウミツバチの違いはざっくりいうと、以下の3つになります。

  1. 体の大きさが違う。セイヨウミツバチは大きくて、ニホンミツバチは小さい
  2. お腹の色が違う。セイヨウミツバチはオレンジ色っぽく、ニホンミツバチは黒っぽくてバンドがはっきりしている
  3. 羽の模様(脈)が違う。うしろばねのある部分(先端の方)がセイヨウミツバチはH型になっているが、ニホンミツバチはなっていない

ニホンミツバチとセイヨウミツバチを本当に見分けられるのか?

セイタカアワダチソウとニホンミツバチ

これが問題のニホンミツバチだと思う個体です。タイトル写真とは別ですが同じ個体を撮影したものです。

  1. 体の大きさの違いはわかりません。なぜなら、隣に比較対象であるセイヨウミツバチがいないから。
  2. 色は確かに黒っぽいです。少なくともオレンジ色ではありません。でも、バンドがはっきりしているかどうかは、体の大きさと同様に比較対象がないのでわかりません。
  3. 羽の模様は・・・ わかるわけありません。アップにして見ましたが無理です。

この写真だけでは判別ができませんね。

セイヨウミツバチ

ということで、比較対象として我が社の社員達を紹介します。もちろん、間違いなくセイヨウミツバチです。

オレンジ色っぽいお腹です。これに比べると「ニホンミツバチだと思う」方の個体は黒いと言えると思います。バンドも「ニホンミツバチだと思う」個体の方がはっきりしているように見えます。

でも、体の大きさは・・・ 。隣にいないとわかりませんね。

結局のところ、写真から判別できたのは「お腹が黒くてバンドがはっきりしている」という特徴だけです。

お腹が黒いからニホンミツバチだと断言はできない

お腹が黒っぽくてバンドがはっきりしているので、たぶんニホンミツバチだと思います。でも断言はできません。

なぜなら、セイヨウミツバチにもお腹が黒っぽい種類がいるからです。

セイヨウミツバチにもいくつか種類があって、お腹がオレンジ色なのは「イタリアン」という種類の持つ特徴なのです。実際には交雑しているので「イタリアンの系統」と呼ぶべきかもしれません。

先ほど紹介した我が社の社員たちもこのイタリアンの系統です。

日本で飼育されているセイヨウミツバチの大半はこのイタリアンの系統なので、セイヨウミツバチのお腹はオレンジ色だという話になるのですが、実は最近では全く別の系統のセイヨウミツバチが飼われていることがあります。

「カーニオラン」という種類です。

イタリアンの系統に比べると一般的ではありませんが、一部で輸入されて飼育されています。蜜をたくさん集めるとか、寒さに強いとかの特徴があって、最近とても人気があるのですが、何よりこのカーニオランはお腹が黒いのです。

そう、セイヨウミツバチなのに黒っぽいお腹をしているのです。

なので、実は最近では「黒っぽいお腹 = ニホンミツバチ」という見分け方は成り立たなくなっているのです。

確実に判別するには羽を見るしかないが・・・

見分け方にある「羽の模様(脈)」は確実に判別できるようです。

でも、訪花中のせわしなく動くミツバチの羽を見るなどということはできるわけがありません。

なので、実際には使えない方法と言わざるを得ません。

結局のところ「だと思う」になる。

大きさは比較対象がいないとわからないし、お腹の色はあてにならない。羽の模様ならば確実に判別できるけど、ミツバチを捕まえないと見ることができない。

なので、お腹の色とバンドの感じから判断して「ニホンミツバチだと思う」という曖昧な回答になってしまいます。

ちなみに、この蜂場には「カーニオラン」も飼育されているので、余計にわかりません。もしかしたらカーニオランかもしれません。だとしたらごめんなさい。

これが「だと思う」になる理由です。

以上、ニホンミツバチ「だと思う」の話でした。

では ^ ^


学んだこと

  • 羽の模様はセイヨウがH型

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