先日の釣行、パワーイソメでカワハギを狙う。ちょい投げやめて胴付き仕掛けでチャレンジのときに変な魚が釣れました。
タイトル写真の魚ですが、パッと見た感じはピンク色の縞(しま)が入ったハゼです。でも、知らない魚ですし毒々しい色なので手で触らないようにして、写真を撮って家で調べることにしました。
もちろん調べるといっても、グーグル先生に聞くだけです。
本当に便利な世の中です。魚の図鑑を持っていなくても調べられますからね。
ただ、今回のように視覚情報しかないもの、要は「見たもの」を調べるにはちょっとコツがあるように思います。
「見たものを検索するコツ」とその結果わかった「謎の魚の正体」について、以下にまとめておきます。
釣れた魚の正体を知る方法
まあ、ざっくりいってしまえば、先に「画像検索」でアタリをつけてから調べるだけです。
アタリというのは調べるべき「キーワード」のことです。
ちなみに今回の場合は「ハゼ 縞 ピンク」で画像検索しました。で、出てきたたくさんの画像の中から似たような魚を探すと「外道 キヌバリ」と書かれていました。
キーワードが見つかりました。「キヌバリ」です。
あとは「キヌバリ」を普通にウェブ検索して、キヌバリの情報を集めていくだけです。この際に集めた情報と比較できるように対象物の写真を撮っておくと良いです。
ちなみに本当はキヌバリじゃなくても大丈夫です。
もし、似たようなものが存在するのならば、情報を集めている段階で必ず「間違えやすい品種」として出てきます。
なので、そちらと見比べてやれば良いだけです。
謎の魚はキヌバリ
これが謎の魚です。パッとみはアオリイカを釣るときの餌木(エギ)っぽいですよね。
写真がピンボケで判別しずらいのですが、キヌバリという魚の特徴と一致する部分が多いので、謎の魚の正体はきっとキヌバリです。
その特徴は以下のようなものです。
- 頭部に目を通る一本の縞がある
- その後方に斜めの模様がある
- 黄色くふちどられた6本の縞がある(日本海側は7本)
ネット図鑑で見ると背びれがピンとして特徴的ですが、この写真では判別できません。でも、色味といいなんとなくの印象は似ています。
キヌバリはチャガラというものと似ているというので、念のためにチャガラというものも調べて見ました。
でも、チャガラとは全然違います。
チャガラの方が柄が薄いですし、なにより顔が違います。
他に、リュウグウハゼというものにもパッと見で似ていると思いましたが、リュウグウハゼには頭部の縞がありません。
なので、今回釣れた謎の魚はキヌバリということにします。
キヌバリについて
見た目どおり、ハゼの仲間のようで一般には食用ではないようです。大きさは10㎝くらいとなっていて、今回釣ったものもそのぐらいでした。
見た目がきれい?なので観賞用としては人気があるようです。
そのせいなのか「キヌバリ」で検索すると釣り人以外の記事もたくさん出てきました。
熱帯魚やダイバーさんの間で人気があるみたいですね。
産卵期は秋冬となっています。
なので、お腹がぽっこりしているのは、もしかしたら産卵前なのかもしれませんね。
でかいカニでも食った可能性は否定できませんが・・・ 。
では ^ ^
学んだこと
カラフルで縞々のハゼが釣れたら頭の模様を見ること。 キヌバリだと目の上を通る線とその後ろに斜めの線がある。
前の釣りの記事>>>パワーイソメで釣ったカワハギを食べてみた