野島公園でハゼ釣りをしてきました

釣り

この記事は家族でハゼ釣りにいったときのことを紹介します。

2018年9月某日、家族で野島公園(のじまこうえん)に行って「ゆるい釣り」を楽しんできました。

いわゆるファミリーフィッシングというやつですが、準備ゼロ、辛い感ゼロ、お腹が空いたら帰るという「堤防でサビキ釣り」のさらに上をいくゆるさです。

釣果を求めずに釣りに飽きたらさくっと帰る。

青空の下で竿を出すのが目的の「ゆるい釣り」もなかなか良いものですよ。

野島公園(のじまこうえん)はお気楽な釣り場

2018年9月の3連休、最終日は天気が良さそうなので家族で海づりにいくことにしました。

最近、YouTubeで「釣りよかでしょう」をみていたら、釣り熱がふつふつと湧いてきたのです。

子どもはアジを釣ってみたいというので、海釣り公園でサビキ釣りでもやってみようかなと調べたところ、海釣り公園はどこも大混雑。

人気の海釣り施設は駐車場に入るために開園まえから並ばないと行けないようです。

海釣り公園の開演時間ってそもそも早朝なのにその前って・・・

基本、釣りはしたいが辛いのは嫌なので、海釣り公園でのアジ釣り計画は却下となりなりました。

もっとパパッとお気楽に釣りがしたいのです。

できたら「ブルッブルッ」っとくる感触を味わえると嬉しいかなといった程度で、極端なことを言えば釣果はどうでもよく「釣り」ができれば良いのです。

よく晴れた青空のもと、家族でのんびりとできればそれで良しです。

そんな感じなので、神奈川県の横浜市にある「野島公園(のじまこうえん)」にいってみることにしました。

野島公園は海の公園をはさんで八景島シーパラダイスの対面にあります。

自然公園的なところなので、駐車場もあるし足場がきちんと整備されています。

おまけにバーベキュー施設やキャンプ場があるので、売店のほかにも水道やトイレがいたるところにあるのもポイント高いです。

関連リンク>>野島公園 バーベキュー場・キャンプ場

公園管理者のHPをみると、野島公園内では投げ釣りやルアー釣りは禁止みたいですが、周囲に人がいないところでの下からのちょい投げなど、他の利用者の迷惑にならない程度の釣りならしても良いみたいです。

関連リンク>>公益財団法人 横浜市緑の協会 公園内での釣りについて

一応、狙いはハゼですが、釣りができればそれで良しです。

もちろん満潮時刻も干潮時刻も調べていません。

釣り道具もたいしたものを持っていないので、野島公園の近くにある釣具屋さんポイント金沢文庫ユニオンセンター店がオープンする時間にあわせて出発しました。

ポイント金沢文庫ユニオンセンター店は、野島公園に近い国道16号線沿いのビルの2階にありますが、裏手にまわるとちゃんと駐車場があります。

土日祝日は9時からオープン。

釣りにいくにはだいぶのんびりとした出発ですが、釣りができればそれで良しの心構えなので問題ありません。

ポイント金沢文庫ユニオンセンター店ではハゼ釣りのエサと仕掛けを買いました。

      • ジャリメ30g(活きエサ)
      • 銀鱗1号50m(釣り糸)
      • ハリス付きハゼばり(釣りばり)
      • ポリカンウキ(うき)
      • ガンダマセット(オモリ)
      • ヨリモドシセット(釣り糸と釣り糸をつなぐ金具)

で、1,500円程度の出費です。

エサは最低30gからの量り売りで、ジャリメは130円/10g でした。

本当は狙う魚とか釣り方によってエサを決めるのだと思いますがよくわかりません。

単にアオイソメが嫌なのでジャリメにしただけです。

アオイソメはガッツリ噛むし、ムカデ感が強いので我が家では恐れられているのです。

その点、ジャリメは噛まないし足も短めでミミズ感が強いので、子どもでもビビらずにエサつけができます。

釣具のポイント金沢文庫店から野島公園へは車で10分くらいの距離です。

野島公園の周辺には駐車場が何か所かにありますが、今回は旧伊藤博文金沢別邸の前にある野島公園第一駐車場に車を止めました。

3連休の最終日、ピーカンでも駐車場は空いてましたよ。

ハゼ釣りの仕掛けとポイント

釣り方はちょい投げとウキ釣りの2種類です。

釣竿はちょい投げ用に安売りのコンパクトロッドのセット。ウキ釣り用に渓流竿450、530を用意しました。

ちょい投げの仕掛けは、2センチのハゼ天秤にハリス0.8号のハゼばり5号を5センチくらいの長さに詰めてつけました。オモリは太鼓型の1号〜2号です。

ウキ釣りの仕掛けは、道糸は銀鱗1号で竿の長さ分。ヨリモドシを付けてハリス0.8号のハゼばり5号をハリスを切らずにそのまま結びました。

ヨリモドシの上とハリスに小さいガン玉を一つずつつけて、ウキはポリカンウキです。

最初は野島公園第一駐車場から近い海の公園側で釣りをしました。

トイレがすぐそばにあるし、足場が階段状になっていて腰掛けながら釣れて楽チンそうだったからです。

釣り人は私たちのほかに2組ほどいました。

海にはいって遊んでいる人はいませんでしたが、芝生と木陰があってこども連れの海遊び&ピクニックに良さそうな場所です。

釣りやすそうに思えたのですが、ウキ釣りは釣りになりませんでした。

波が高くてアタリがよくわからなかったのと、岸寄りが打ち寄せられた海苔だらけだったからです。

結果、海苔しか釣れませませんでした・・・。

ちょい投げのほうもアタリすらないので、早々にこの場所に見切りをつけてバーベキュー場の方へ移動することにしました。

島の反対側にあるバーベキュー場に着くと、バーベキュー客があふれかえっています。

バーベキューをしながら竿をだすといった感じの人が多く、バーベキュー場前のフェンスにはたくさんの釣り人がいました。

海の中にはいって遊んでいる子ども達もたくさんいます。

釣り人がたくさんいるとはいえ、お隣さんとの距離をたもって釣りをするくらいのスペースはありました。

適当に場所をキープし、フェンス越しに海を覗くと何やら魚が泳いでいるのが見えます。

「おおっ!」

海の公園側の釣り場では、まったく生命感をかんじなかったのでテンションがあがります。

仕掛けを入れてすぐ、子どもの竿にアタリが!?

子どもは竿から伝わってくる魚の引きに興奮しています。

でも、ハッと表情が変わりました。

ちょっと泣きそうです。

手元をみると、スピニングリールの糸がこんがらがって糸が巻けなくなっています。

安物セットの悲劇です・・・

でも、すぐに竿を置いて手で糸を手繰りよせはじめました。

ナイス判断 ^ ^

興奮しながら手繰りよせたその魚体はハゼとは異なるものでした。

ウミタナゴです。

平たく銀色に輝くその魚体をみて子どもは「カワハギだ!」といっていました。

いや、平たいところしか合ってないし、まったく形が違うから・・・

そういえばウチの子は平たい魚を釣ったことがありません。

釣ったことがあるのは細長いハゼ、フグ、カサゴ、ハヤ(うぐい)の類だけです。

はじめての「平たい魚」ゲットを褒め称えてやりました。

釣れた魚はウミタナゴであると子どもに告げましたが、子どものあたまには「ウミタナゴ」という単語はまったく入らなかったようです。

このあともずっと「カワハギみたいなやつ」といってました(笑)

リールの糸がこんがらがってしまったので、ウキ釣りの仕掛けを子どもに渡すと、速攻で良型のハゼが釣れました。

隣のファミリーにも良型のハゼが釣れているので、「おぉ、いい感じ!」 と思ったのですが・・・

その後アタリがまったくなくなりました。

しばらく惰性で釣りをしましたが、お腹が空いたので13時過ぎに納竿としました。

釣果の方はというと

      • ウミタナゴ 1匹
      • ハゼ 良型1匹、ちび1匹
      • フグ1匹

とちょっとさみしい結果になりました。

まあ、ピーカンの青空の下で釣りができて楽しかったので良しとします。

それに野島公園にきた真の目的は別にあります・・・

野島(のじま)の海苔(のり)

野島公園を釣り場に選んだ真の目的は「海苔」です。

野島の入り口にある海苔屋さん忠彦丸で地元産の海苔を買えるのです。

焼きのりや味海苔もありますが、狙いはのりの佃煮。

海苔感があって甘くて濃い味付けが好みです。

時期によっては生海苔(なまのり)もおいてあります。

三杯酢でちゅるちゅる食うとうまいやつです。

納竿した後、お散歩がてら忠彦丸までテクテクと徒歩で行き、お目当ての海苔の佃煮をゲットしてから帰路につきました。

帰りがけ、子どもに「次は何を釣りたい?」と聞くと

「やっぱりアジが釣りたい」

とのこと。

仕方がないので今度は早起きしてアジを釣りに行こうかと思います。

 

以上、家族でハゼ釣りをしたときの話でした。

では、また ^ ^


次の釣りの記事>>> はじめてのパワーイソメ、とりあえずちょい投げしてみた。


野島公園(のじまこうえん)の場所

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