この記事は、強い風に耐えるためにはこういう支柱にしようという話を紹介します。
先日の台風で、畑をメタメタにされました。
台風21号というやつです。
畑の野菜が軒並み倒されていました(泣)
せっかく育てた野菜がダメになってしまったことはとても残念なのですが、所詮は家庭菜園です。
農家さんたちのように生活がかかっているわけではありません。
そのおかげで学べたこともあるので良しということにしておきます。
今回、学んだことは「畑の支柱はなるべく頑丈なものを深く埋めるべし」ということです。
いままでは、支柱なんて長さが足りてれば何でもいいか・・・ と思っていたのですが、これっぽっちも良くないですね。
2018年の台風21号はそのことを教えてくれました。
支柱はちゃんとした頑丈なものを使わなければいけません。
それもきっちりと深く埋めてです。
へし折れた緑色のイボイボ支柱
支柱の素材は頑丈であれば何でも良いと思うのですが、よくあるスチール製の支柱、ホームセンターや100均でかえる緑色のイボイボのやつですね。
もしあれを使うのであれば、プランターで使うような細いタイプはやめた方が良いと思います。
なぜなら簡単に折れるからです。
スチールだから頑丈かな・・・ と思うのですが、細いタイプだと野菜の重さを支えているだけなら問題ないのですが、台風クラスの強い風では・・・ アウトでした。
風のプレッシャーに耐えられずに折れます。
これは背が低い野菜だとしても同じです。
背が低くて風があたりにくいからイケるかな・・・・ とも思うのですが、台風のようにビュンビュンと吹き荒れる風だとまったく関係ありません。
背が低かろうが強い風があたります。
野菜が成長してモサっとしてくると、風を受ける面積が大きくなるので簡単に折れてしまいます。
2018年の台風21号でやられた唐辛子です。
背が低いから大丈夫だろ・・・ とプランター用の細い支柱を使って育てていたのですが、根元からへし折られてしまいました(泣)
基本、背が低いから大丈夫だろう・・・ の考えは、台風クラスの強風には通用しないのです。
背が低くても風はあたるのです。
中には風で支柱を引っこ抜かれたものもあります。
下の写真は、同じく2018年の台風21号でやられたゴーヤのカーテンです。
細い支柱だから折れないようにと補強をいれて頑強に組み、風の影響を受けにくいように低く、腰くらいの高さで育てていました。
でも、まるごと引っこ抜かれました(泣)
支柱が折れなかったので、逆に風の強さがわかります。
背が低く(腰くらいの高さ)ても、押し倒されて支柱がぬけるほどの風が当たるのです。
台風クラスの強い風にあうと、背の高い低いはもはや問題になりません。
立っているものは軒並み風の影響を受けてしまうのです。
もちろん背が高いやつもやられます。
同じく2018年の台風21号でやられたナスです。
スチール製の太めの支柱を使っていたのにも関わらず、根元からへし折られてしまいました。
まあ、これについては補強なしの1本で立てていたせいもあるのですが、スチール製の太いものだから平気だろ・・・ も通用しないのです。
太いものでも普通に折れます。
緑色のイボイボ支柱は意外に脆いのです。
折れない支柱を立てる
ということで、野菜の背の高さに関わらず、支柱はへし折れない頑丈なものを、引っこ抜かれないように深く埋めるべしいうことを学びました。
まあ、別に支柱をたてて補強を入れておけば完璧ですけど、トマトの育て方 わき芽は取らないで結べば良いことを知るで書いたように今のお気に入りの栽培法では補強なしの1本立てでやりたいのです。
単独で支柱にしてもへし折れないもの。
単管パイプ・・・ は、流石にやりすぎなので、2019年は竹林からぶっとい真竹を刈ってきて、畑にスクリューで穴をあけて立ててやろうと思っています。
以上、失敗から学ぶ家庭菜園 支柱のこと でした。
では、また ^ ^
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