この記事は桜屋にうなぎを食べに行ったときのことを紹介します。
桜屋は静岡県三島市にある老舗の鰻屋さんです。創業安政三年、うなぎで有名な三島の中でもぶっちぎりの人気店です。
三島へは何度かうなぎを食べに行ったことはありますが、いつ行っても桜屋の前は人だかりができているので、泣く泣く他のお店にいっていました。
いつかは食べたい「桜屋のうなぎ」です。
先日、そんな桜屋にようやく行くことができました。
以下、その時の様子です。
桜屋のうなぎ丼
桜屋のうなぎ丼です。
うなぎはカラフルなどんぶりに入ってきました。
桜屋と書かれた陶器のフタからは、はみ出てますね、やつが・・・。見た瞬間ニンマリしてしまいました。
うなぎ丼(1匹)、肝吸いとお漬物がついて4,300円です。
三島といえばうなぎ、うなぎといえば三島。そのなかでもぶっちぎりの人気店である桜屋のうなぎです。苦節数年・・・、ようやくありつくことができました。
いや、いつも激混みなので並びたくなかったってだけなんですけどね。
今回はとある理由により、「何としても食べる」と決めたので待ちを覚悟で訪問。1時間ほど待って念願の桜屋のうなぎと初対面です。
で、いざでてきたら丼からはみ出てる。それはニンマリもするというものですよね。
うなぎ!!
さすがうな丼(1匹)4,300円、高いだけはあります。丼のふちからからチロっとはみでつつ、ごはんが見えないくらいのうなぎ様がのっています。
鰻1匹を真っ二つに切った感じですかね。上の方がアタマ、下の方がシッポ、形状的にはそんな感じです。
「肉厚」具合もかなりのもの・・・。
ヒラキにされた継ぎ目、要は蒲焼の真ん中部分ですね。そこがモリモリに盛り上がってます。
そして、きっちり焼き目がはいったその身は、蒲焼にされてテリテリになっています。
タレが滴る感じではないですが、煮詰まった感があるタレの塊がところどころにあり、食欲をそそります。
うなぎの肝吸いです。
うなぎの肝は三つ葉でかくれてしまっていますが、ちゃん底の方にいます。
豆腐がはいってました。
さて、実食です。
えーと、味の前になによりもなんじゃこれってくらい身が柔らかいです。
箸で持てません・・・。
箸で持ったところを美味しそうに撮影したかったのに、持ってるそばからくずれていくのです。
驚異の柔らかさですね。
そして、一口。
「うめえ・・・。」
思わず口にしてしまいました。
いい年した大人なのに恥ずかしい・・・。
箸で持ちあげられないほど柔らかいその身は、口の中でトロトロと溶けていく感じがします。そして、なんだろう? あんまり「タレ」ってかんじがしないです。
けっして、タレがすくないわけではないです。
個人的にうなぎの蒲焼ってのはどっぷり浸かった濃い甘辛タレ、その濃ゆいタレとうなぎの脂が混じった感じ、そんな「タレ感」を味わうようなところがあると思っています。
主役が「うなぎ」だけでなく、「うなぎとタレ」の両方が主役みたいなかんじですね。
でも、ここのうな丼は何かがちがう???
なんだかうなぎの蒲焼特有の濃ゆい感じがしないのです。
もちろんタレが焼けた香ばしさはありますし、タレの味もします。でも、タレよりもうなぎの味、脂?うまみ? を強く感じました。
素材の味を邪魔しないギリギリの塩分ラインといえばよいのかな、タレが脇役として絶妙のしごとをしているのです。
あくまで主役はうなぎ。タレはその魅力を引き立たせる名脇役みたいなかんじがします。
ふわっふわっでとろっとろっの身は臭みもなく、小骨も気になりません。
ただ、ただ、うまい・・・。
夢中でうなぎとごはんをかっこみました。
ちなみに、ほろほろくずれて持てない身も皮と一緒ならつかめます ^ ^
トロトロのうなぎと素材の美味さを活かすタレ。創業安政3年、老舗の看板は伊達ではないということを知りました。
ちょっと気になったのは、メニューには「うなぎ丼」と「うな重」があって、他のお客さんはみんな「うな重」をたべていたことです。
なにかが違うのかな? ちなみに値段は一緒でした。
ま、うなぎ丼は十二分にうまかったので良しなのですけどね。
以上、桜屋にうなぎを食べに行ったときのはなしでした。
では、また ^ ^
うなぎ桜屋の営業時間や駐車場など
- 営業時間 11:00〜20:00(売り切れじまい)*15:30〜17:00までは仕込みで準備中になることもある
- 定休日 毎週水曜日
- webサイト うなぎ桜屋 の公式ホームページ
2019年2月現在で「みしま共通駐車サービス券」をもらえました。利用可能な駐車場は三島商工会議所の公式ホームページやみしま共通駐車サービス券のご案内で確認できます。