この記事は長野県にある権兵衛村でランチをしたときのことを紹介します。
権兵衛村は長野県上伊那郡にある食事処です。木曽と伊那をつなぐ権兵衛トンネルがある国道361号線沿いにあって、名物ソースカツ丼と十割ざるそばが食べられるお店です。
2018年9月の3連休、家族旅行で長野方面にいったときにランチで利用しました。
以下、そのときの様子です。
伊那でたべたいもの
長野といえば「蕎麦」、そして伊那・駒ヶ根といえば「ソースカツ丼」です。
伊那(いな)周辺に来たのならぜひ食べたいところですよね。
特にソースカツ丼。
お蕎麦は長野全域でたべれますけど、ソースカツ丼は伊那や駒ヶ根の周辺だけみたいですからね。
でも、伊那にはきているし名物も食いたいがあまり時間がないときってありませんか?
中央自動車道の「伊那IC」で降りてどこかに行く、もしくはどこかへ行った帰りに「伊那IC」から高速道路にのるといった時です。
別に目的地があるわけだから、「伊那」であんまりのんびりできませんよね。
あまり時間はとれないが、せっかくだから「伊那っぽいもの」「長野っぽいもの」をたべたい、そんなときです。
今回、まさにこれでした。
家族旅行で飛騨高山にいった帰り道、中央高速道を目指して木曽経由で伊那まで来ました。
時は9月の3連休最終日、午後遅くなったら高速道路の渋滞は必死なので、有名店を探してランチをいただくなどと悠長なことはいってられません。
でも、せっかく伊那にきているのだから「ソースカツ丼」をたべて帰りたいのです。
そこで白羽の矢をたてたのがこの権兵衛村でした。
ソースカツ丼もお蕎麦もたべれて、しかも、伊那インターに近いだけでなく木曽から伊那へぬける街道沿いにあるのでルートからもまったく外れないですみます。
ベストです。
権兵衛村のソースカツ丼とざるそば
訪問は2018年9月24日のお昼時です。
権兵衛村の外観は黒っぽいDIY感のある大きな小屋といった感じで、どことなくジョイ本っぽい印象をうけます。
そして、なぜかお店の前にはスワンボートが・・・。
理由は不明ですが、湖にういているアレが置いてあります。
ただ、外見上でなにより印象的なのはその看板です。
「名物ソースカツ丼 信州10割そば 定食」とデカデカと書かれた看板が遠くからでも目につきます。
畑のなかにまっすぐに走る一本道(国道361号線)。
そこにポツンと現れる黒っぽい小屋と「名物ソースカツ丼」のでっかい看板。
それが権兵衛村の印象ですね。
暖簾をくぐりお店の中にはいると、最初に目につくのは大きな薪ストーブです。
子どもの背丈くらいありそうな真っ黒いストーブで、フロアの真ん中にデデンとおかれています。
その大きさとあちこちについた回転式で締め込むハンドルがなんとなく「機関車」を連想させました。
訪問したのは9月なので使われてはいませんでしたが、長野でひろい空間をあたためようとすると、このくらいの大きさが必要なのでしょうね。
フロアにはテーブル席があり、その奥に座敷、薪ストーブを挟んで囲炉裏テーブルのようなカウンターがありました。
お昼時の来店でしたが割と空いていて、私たちの他には2組のお客さんがいただけでした。
テーブル席に案内され、メニューをみます。
メニューは看板どおりでソースカツ丼と蕎麦が中心です。
ソースカツ丼と10割ざるそばを頼みました。
待つこと15分ほどでソースカツ丼850円が登場です。ソースカツ丼の他に小鉢と味噌汁、漬物がついてきました。
ソースカツ丼は、千切りキャベツがしかれた丼めしにカツがのっています。
部位の違いなのでしょうか、カツはそれぞれ形の違うものが4つのっていました。
カツはソースがかかっているのではなく、揚げたものをジュッとタレに漬けた感じです。
衣はふやけた感じではなく、揚げられたパン粉の質感と油感がのこっているようにみえます。
衣はしっかりとつけられ、衣にタレが染み込んでいるというよりも、カリッとしたカツがタレをまとっている感じがします。
うーん、うまい。
カツは分厚くジューシーです。
かじったあとから透明な肉汁が滲み出てきました。
そして特筆すべきは、その肉の厚みです。
メニューには「ソースカツ丼」とは別に「ソースカツ丼(肉厚)」と書かれたものがあり、「ソースカツ丼」の方を頼みました。
決して「ソースカツ丼(肉厚)」ではありません。
にもかかわらずこの厚さです。
ソースカツ丼(肉厚)を頼んだらいったいどんな代物がでてくるのでしょうね(笑)
カリカリしたカツにちょいと辛子をつけて一口かじる。
タレをまとった香ばしい衣にジューシーな肉汁、カラシのちょっとした刺激が拡がる口の中にすかさずどんぶり飯をかっこむ。
幸せを感じます。
ただ、このソースカツ丼、ボリューム感がハンパないです。
伊那のソースカツ丼というものが全体にそうなのか、はたまた権兵衛村のソースカツ丼がすごいのかは不明ですが、分厚いカツが4枚とがっつり丼めしは相当なボリューム感でした。
女性や子どもはちょっと食べきれないかもしれません。
十割ざるそば1,000円です。
こちらも小鉢と漬物がついてきました。
ボリューミーなソースカツ丼と格闘している間に子どもがペロリと食べてしまったので味見はしていません。
でも、蕎麦好きのうちの子がささっと食べきるということは美味しかったのだと思います。
おまけで野菜の天ぷらまでつけてもらって、うれしそうに芋天をかじっていました。
ちなみに帰りがけに子ども用にうまい棒までいただきました。
しかも2本。
権兵衛村は味も良いですが、アットホームな感じがしてとても良かったです。
以上、権兵衛村でランチをしたときの話でした。
では、また ^ ^
この後は温泉に行きました>>伊北ICに近い「ぬるぬる系」のきれいな日帰り温泉 みのわ温泉 ながたの湯 長野県
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