この記事はとしまや弁当のバー弁のことを紹介します。
千葉県民の熱愛グルメとして秘密のケンミンSHOWで紹介されたこともあるチャー弁とバー弁。秘密のケンミンSHOWでは「浜屋のバー弁」と「としまや弁当のチャー弁」が紹介されていました。
でも、「としまや弁当のバー弁」もあることを知っていますか?
せっかく千葉に行くからには、チャー弁とバー弁の両方を食べて見たいですよね。そんなときは「としまや弁当」にいけば両方たべられますよ。
としまや弁当のバー弁をたべてみた
いつもチャー弁を買いに行く「としまや弁当」ですが、メニューをみるとバーベキュー弁当、通称「バー弁」もあります。なので、今回はチャー弁を我慢して「としまや弁当のバー弁」を買ってみました。
チャー弁にくらべると若干色味がうすいですが、基本コンセプトはチャー弁と同じ「お肉とごはん」です。
プラスチックのお弁当箱にご飯をしきつめ、タレのしたたったお肉が3枚ならべてあります。そして野菜っぽいものはだいこんの漬物のみ。
すばらしい・・・。
チャー弁と同じく、色合いや栄養バランスを完全に無視した、たべたいものだけを詰め込んだ男子のあこがれのおべんとうになっています。
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お肉をめくっても何もかくれていません。ありがちな玉ねぎなど存在せず、正真正銘の「お肉とごはん」で構成されたおべんとうです。
ごはんのうえにのせられたお肉の印象は「薄い」ですね。
バーベキュー弁当というからには焼いているのでしょう、タレと脂でテカるお肉にはすこし焼き目がついているようにみえます。
お肉をかじります。
ごはんのうえにのっていたお肉は「豚肉(ぶたにく)」でした。薄切りでとてもやわらかいお肉です。筋っぽさなどはいっさいありません。
味は・・・、うまいです。
あまじょっぱい醤油味がお肉によくしみこんでいます。かむたびに豚肉の旨味と甘辛い味付けが口の中に広がります。
チャー弁のお肉も醤油ベースのあまじょっぱいものですが、バー弁の味付けはそれとはまったく違うものです。
イメージとしては「生姜(しょうが)のはいっていない豚のしょうが焼き」です。
それも、フライパンで作る粉がつけられたちょっとおしゃれな豚の生姜焼きではなく、街の定食屋の中華鍋かなんかでババっと炒めてタレをからめました的なやつです。
たべたときに鼻腔にぬけるかおりにも嫌なにおい成分はなく、お肉のおいしさをひきたたせる「うまい豚肉のにおい」がします。
そして、ごはんです。
もちろんタレがかかっています。こんなのまずいわけがないですよね。うなぎのたれごはんと同じです。
タレが染みているので、ごはんだけで食べてもおいしいですけど、やっぱりお肉とごはんを口の中にワシャワシャとほおりこんで咀嚼(そしゃく)するのが一番ですね。
幸せをかんじます。
うすいお肉が3枚しかなかったので、ごはんを食べきれるかちょっと不安でしたが、タレのうまさで余裕で食べきれました。
そして、やっぱり「だいこんのさくら漬け」。バー弁のなかで唯一の野菜であり、作り手の良心です。
これで栄養バランスがとれるはずです(笑)
バー弁とチャー弁どちらをえらぶか
どちらも「お肉とごはん」のお弁当ですが、味としてはバー弁もチャー弁も全く違うものでした。
味のイメージは、チャー弁が豚の角煮、バー弁が豚のしょうが焼きのようなもので、どっちがうまいというよりもその日の気分で選ぶようなものなのだと思います。
ただ、ボリューム感は肉が多い分チャー弁のほうがあるように感じます。
バー弁はうすいお肉が3枚なのに対し、チャー弁は分厚いチャーシューが4枚以上のっているからです。
なので、お腹の空き具合でがっつり食べたいときはチャー弁、そうでもないときはバー弁というのもありかもしれません。
どうしてもえらべない人は禁断の弁当二個食い(笑)
ではなくて「バーベキュー&チャーシュー弁当」という、バー弁とチャー弁がハーフ&ハーフになったお弁当がありました。
以上、としまや弁当のバー弁をたべてみた話でした。
ちなみに今回のバー弁はとしまや弁当 佐貫店で購入しました。お弁当はカウンターに陳列されていなくても店員さんに声をかければ作ってもらえますよ。
では、また ^ ^