この記事は、私が秋に大根(だいこん)を栽培するにあたり予習した内容を紹介します。
家庭菜園で野菜をうまく育てるには、予習が大事だと思います。
なぜなら、野菜栽培は、後戻りができないからです。
やってしまってから間違いに気付いても、「元に戻す」ボタンはありません。間引いた芽は元に戻らないし、枯れた葉っぱも元には戻らないのです。
やらかしたら最後、ぜったい元には戻せない。
それが野菜の栽培です。
しかも、野菜は刻一刻と成長していきます。
どうしたらいいかわからないから、ちょっと待ってて・・・ というわけにはいきません。
その場、その時に対応しないといけないのです。
間違えたらアウトなのに、即答をもとめられるということです。
だから、いざそのときになって困らないように、予習をしておくことがとても大事だと思っています。
ということで、家庭菜園でオススメなのは 冬の大根(だいこん)だと思うで書いたように、すでに育てることが決まっている大根(だいこん)についても予習をすることにしました。
大根を育てるときに頭に入れておくべきことのほか、予習の過程でみつけた「おお、そうだったんだ」ということを書き留めておきます。
大根(だいこん)の種のまき方や株間など
予習をする・・・といっても、大したことはしません。
基本、タネ袋を熟読するだけです(笑)
ちなみに育てるのはサカタのタネの「冬どりあまうま大根 冬自慢」です。
病気に強く、スがはいりにくいというイカした特徴があります。以前に使ったタネが残っていたので、今シーズンも育てることにしました。
タネ袋には目新しい情報はありませんでしたが、間引きのタイミングとタネのまきかたはしっかりと頭に入れておきます。
これらはあとで直しがきかないものですからね。
タネは点まき、間引きは本葉5~6枚までに1本にするとなっていました。
その他には株間も要チェックポイントです。
これも直しがききません。
広い分には問題ないのですが、狭いと・・・ ねえ。
ちゃんと見ておきましょう。
株間は25センチ~30センチとなっていました。
あとは収穫目安の日数をみて、タネのまきどきを検討します。
収穫目安がタネまき後65~85日になっているので、年内収穫するならば9月いっぱいにタネまきすれば良しです。
大根(だいこん)の病気のこと
タネ袋を熟読したあと、念のためサカタのタネの公式ホームページにある「冬どり あまうま大根 冬自慢」のページにも目を通しました。
すると、栽培Q&Aの中に興味深いものがありました。
アブラムシとホウ素のことです。
栽培Q&Aのモザイク病に関するところを見ると「アブラムシとダイコンの早まきのこと」が書かれていました。
アブラムシは病気の原因になり、高温多湿で多発する。だから秋ダイコンの早まきは避けるようにとのことです。
2018年の夏は暑かったし、まだまだ暑いです。
早くタネをまかねば・・・とばかり思っていましたが、むしろ少し遅くタネまきした方がよいのかもしれませんね。
あせらずのんびりと構えることにしました。
また栽培Q&Aには「根の内部の黒変とホウ素の関係」についても記述があります。
土の中にホウ素が足りないと大根(だいこん)の中が黒くなるんだそうです。
あれってホウ素の欠乏が原因だったんですね。
自分で作る大根でもたまに見かけるので、ホウ素欠乏の対策を取っておいた方が良さそうです。
まあ、ホウ素を土の中に入れてあげれば良いだけでしょうが、有機栽培でやっているので、化学肥料っぽいのは使いたくありません。
ホウ素を補充できる有機肥料ってなんだろう・・・ ということで調べて見ました。
清和肥料工業株式会社さんの有機肥料講座によると、ホウ素は油かす系の有機肥料に含まれているようです。
じゃあ、油かすを買ってまいとくか・・・ と思ったのですが、ホウ素が含まれている有機肥料のなかには「米ぬか油粕」なるものがあります。
米ぬか油粕がなんなのかよくわからないのですが、読んで字のごとく「米ぬか油をしぼったあとの粕(かす)」なんだとしたら、別に「米ぬか」そのまんまでも良さそうな気が・・・ 。
ということで、ホウ素欠乏の対策には、とりあえず「米ぬか」をまいておくという結論に達しました(笑)
秋冬で大根(だいこん)を育てるときに注意すべきこと
ここまでの話をまとめると
秋冬で大根を育てるときに頭に入れておくことは
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- 点まきする
- 本葉5~6枚までに1本にする
- 株間は25センチ~30センチ
- 年内収穫するならば9月いっぱいにタネまきすれば良し
他に病気の対策としては
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- 早まきは避ける
- とりあえず「米ぬか」をまいておく
ということになります。
これら6つの心得をきっちりアタマに叩き込んで秋の大根(だいこん)栽培にとりかかることにします。
以上、大根(だいこん)の育て方 栽培前の予習で黒くなる病気の原因を知る。でした。
では、また ^ ^
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