この記事は静岡県にある浜のかきあげやに行ったときのことを紹介します。
浜のかきあげやは静岡県静岡市の由比漁港の中にあります。由比(ゆい)は桜えび漁で有名なところで、浜のかきあげやではのどかな漁港の景色を眺めながらお手軽に桜えび料理が味わえます。
2018年10月の3連休、そんな浜のかきあげやで桜えびのかき揚げを食べてきました。
以下、その時の様子です。
注意>この記事で紹介している「浜のかきあげや」は臨時休業中のようです(2019年2月27日現在)。詳しくは由比漁港の公式ホームページで確認できます。
のどかな風景「由比漁港」
浜のかきあげやの桜えびのかき揚げが好きです。
味が好みなのもありますが、由比漁港の雰囲気込みで好きなのです。
港の立地が良いのか、由比漁港は外の海が結構な荒れ具合でもいつも静かです。
緑がかった静かな水面に浮かぶ漁船、そのすき間をちょろちょろ泳ぐ小魚たち、キラキラ輝く水面。
そんな由比漁港の「のどかな風景」を眺めながら、オープンスペースでいただく桜えびのかき揚げが好きなのです。
なので、東名高速道路の富士IC周辺に行くときはランチに寄ることが多いです。
今回も身延方面の温泉(関連記事:極上の湯を求めて奈良田温泉へ 山梨県早川町)に行く前に寄りました。
13時半ごろのちょっと遅めのランチです。
浜のかきあげやの「桜えびのかき揚げ」
浜のかきあげやさんのある由比漁港は桜えび漁で有名なところで、入り口には桜えびのオブジェがデカデカと飾ってあります。
エビの赤みが青空に映えますね。
オブジェに向かって右側に浜のかきあげや、左側に直売所があります。
車は浜のかきあげやに向かう通路に沿って数台停められます。また、お店からは少し離れますが直売所の前に大きな駐車場があります。
今回は空いていたので浜のかきあげや寄りの方に停めさせてもらいました。
車を停めたらとりあえず海チェック、魚を探します。
イワシなのかボラの子供なのか、小さいのはけっこういます。
シーバスやら黒鯛みたいな大きな魚が隠れていないか、船の下をじっくり観察しますが、残念ながら見つけられませんでした。
まあ、小さかろうが種類がなんであろうが、水の中を泳いでいる魚の姿がみれればそれで満足です。
不思議なことにカニやらエビではあまりテンションが上がらないのですが、魚だとそれがなんであれ「魚をみた」と満足できるのです。
釣り人の性ですかね(笑)
正面からの写真がないのですが、ピンクのノボリの後ろに見えるプレハブちっくな建物が浜のかきあげやの店舗です。
写真には「受取口」しか写っていませんが、すぐ隣にもう一つの「注文と会計をする窓口」があります。
先日きたときは長蛇の列ができていましたが、この日は時間帯がよかったのか、全然並んでいる人がいませんでした。
そして、この建物の隣、写真でいうと右側にイートスペースになっています。
ちなみにイートスペースは会議室にあるようなテーブルと椅子を並べただけのとても簡素なものです。
浜のかきあげやのシステムをざっくりと説明すると
- お店を正面に見て左寄りの壁に貼られたメニューの前に並びます。
- 一番左の窓口で注文してお金を払います。
- 二番めの窓口でお盆に載せられた品物を受け取ります
- 品物を持って建物右にあるイートスペースに行きます
- 空いている席を探します
- 食べ終わったら器をゴミ箱に捨てます。
- お店のおじちゃんに「ごちそうさま」を言ってお盆を返します。
*お盆を返すおじちゃんは建物とイートスペースの間にいます。
こんな感じです。
メニューは色々ありますが、今回は到着時間が遅めだったこともあり、大半が売り切れでした。
でも、かきあげ丼はちゃんとあるので問題なしです。
かきあげ丼と桜えびのみそ汁を頼みました。
桜えびかきあげ丼
桜えびのかきあげ丼と味噌汁です。
かきあげ丼も味噌汁も発泡スチロールの使い捨て容器に入れられています。漬物(つぼ漬け)はテーブルに用意されていたのですが、食事に付属するスタイルに変わったようです。
ちなみにこの漬物(つぼ漬け)は業務スーパーで買えます。
ちょっと酸味があって、あとひくうまさなんですよね。
かきあげは2枚のっています。
衣(ころも)のあるタイプではありません。
少しのネギと桜えびを小麦粉でひっつけた感じのもので、桜えびがびっしりと詰まっています。
桜えびのエビカラーだけで成り立つかきあげは色味がとてもきれいです。
かきあげの厚さは1cmくらいでしょうか、割と薄めです。
かじると「カリッ」というよりも「カシュッ」という感じがして、香ばしい桜えびのかおりが鼻腔に抜けます。
そして、さっと染み込んだ甘辛い天丼のたれ。
美味です。
たぶん、衣(ころも)がないのが良いのだと思います。
桜えびのもつ香りと味をより純粋に感じられる気がするのです。それに、油が染み込まないので、かき揚げを食べた後の「胃もたれ感」も少ない気がします。
ごはんにもきっちりと甘辛たれをかけてくれているので、かき揚げだけを食べ進んでも安心です。
ただ、ごはんは結構なボリュームがあります。
軽くお茶碗一杯とかの量ではなく、がっつりと「丼もの」であることを主張する量が入っています。
なので、女性や子供は一つをシェアするかお蕎麦やうどんにした方が良いかもしれません。
結構好きなのが、この桜えびのお味噌汁。
桜えび、わかめ、ネギが入っているシンプルなものなのですが、味がしっかりして美味しいです。
青空の下、太陽の光をうけてキラキラする海面、そこに静かに浮かぶ船。
そんなのどかな光景を眺めながら食べる桜えびのかきあげ。
満足です。
以上、静岡県にある浜のかきあげやに行ったときの話でした。
では、また ^ ^
ちなみにこの後は
身延でおやつを買ってから(関連記事:富士川にいったら栄昇堂で「みのぶまんじゅう」を買うべし 山梨県身延町 )、
山梨の秘境にある奈良田温泉にいきました(関連記事:極上の湯を求めて奈良田温泉へ 山梨県早川町)。
浜のかきあげやの営業時間と定休日
- 営業時間 10:00〜15:00
- 定休日 月曜、祝日の翌日、年末年始
- *桜えびの休漁期間中は金・土・日のみの営業
- WEBページ 由比漁港の公式ホームページ