今回はお庭にミツバチが来るようにするためにしたらいいことを、養蜂家目線で説明します。
ミツバチと水
「ミツバチが庭に来るようにするにはどうしたら良いですか?」
養蜂をしているとこんなことを聞かれることがあります。
こんなときは
「ミツバチが好きな花を植えるのもいいですけど、水場をつくるのもいいですよ。」
と勧めることにしています。
というのも、ミツバチは良い水場をみつけると餌場と同じく通ってくれるようになるからです。
花は咲き終わったらもうきてくれませんが、水場だったらずーときてくれます。
どうせならそっちの方がいいですよね?
だから、花を植えるだけでなく水場も一緒に作った方がいいですよという話になります。
水を飲むミツバチ
ミツバチは水場に何しにくるのかというと、普通に水を飲みにきます。
正確にいうとお腹に入れて巣に持ち帰ります。
持ち帰った水で何をするのかというと、ハチミツを薄めるのに使います。
ハチミツはそのままだと水分量が少なすぎるので、働きバチが幼虫に食べさせるときはちょっと水を足して薄めてあげるものらしいです。
ハチミツを食べるとノドが乾きますよね。
蜂も同じということで(笑)
あと、水は巣を冷やすのにも使われます。
ミツバチは外気温が高いとき、気化熱で巣箱の中の温度を下げるのです。
要は打ち水ですね。
夏の暑いときに地面に水撒くと涼しくなるアレです。
ミツバチも巣の中であんなようなことをしているので水が必要になります。
良い水場の条件
じゃあ、ミツバチはどんなところで水を飲むのかというと、
「足場がしっかりしていて足元から水が飲めるところ」です。
もう少し詳しくいうと地面から水が滲み出しているような場所もしくはいつも濡れている石みたいな場所です。
イメージ的には井戸のまわりの濡れてる地面だとか神社の手水の周りにある石みたいなところですかね。
そんなところが良い水場、彼らの好みです。
池とかバケツの水みたいに溜まった水にも行きますけど、染み出す水や濡れている石のほうがたくさん集まっているイメージがあります。
きっと身体の構造上、足元から直接飲める方が楽なんだと思います。
なので、お庭に水場を作るとしたらこのような状況を模したものが良いと思います。
個人的には水鉢に炭や玉砂利を敷き詰めて水を張っておくスタイルが一番いいかなと。
別にお皿にスポンジでもいいですけど、お庭に置くとなるとオシャレ度が・・・
まあ、この辺は好みでいいのですが、注意してほしいのは水の量です。
必ず石や炭が水面より上にある部分を作りましょう。
じゃないとミツバチが溺れちゃいますからね。
常に濡れている石、地面から滲み出る水、このイメージを忘れないようにしてください。
最悪めんどくさかったら、水入れたペットボトルの口にガーゼを詰め込んでひっくり返して吊るしておくというのもあります。
オシャレ度はだいぶ下がりますが・・・
まとめ
ここまでの話をまとめると
- ミツバチは水を持ち帰る
- ハチミツを薄めるのと巣箱を冷やすため
- 常に濡れている石や地面から水が滲み出ているようなところが好き
こんな感じです。
ミツバチは思っている以上に水を必要としています。
なので、お庭に水場をつくれば花を植えておくだけよりも来てくれる可能性アップです。
なんなら植える花も少し工夫すると良いかもです。
以上、ミツバチと水の話でした。
では、また ^ ^


