畑のオクラがまだ花をつけています。
オクラの花にはミツバチが来るものなのかが気になったので、オクラの蜜源価値について調べてみました。
オクラの蜜源価値
オクラはアオイ科でアオイ科の仲間にはグッド評価の蜜源植物がたくさんある。メジャーどころとしてはゼニアオイ、タチアオイ、ハイビスカス、ワタなどだ。
特にワタは良蜜を産するとされている。
ワタはあのふわふわした綿(わた)で、ワタの花は見た目がとてもオクラっぽい。なので、オクラの蜜源価値も高いのでは・・・ と期待してたのだが、オクラの蜜源価値は「多分ある」くらいだ。
手元の本にはオクラの蜜源価値についての記事はない。
ただ、巻末の蜜・花粉源植物の花暦にはがっつりオクラの名前が載っていた。本記事はなくても、蜜源花粉源になる植物と銘打たれた花暦には名前があるのだから、きっと幾ばくかの価値はあるものと考えてよいはず。
ゆえにオクラの蜜源植物としての価値は多分ある。
ちなみに近縁のトロロアオイ(花オクラ)については記述があり、評価は低いが蜜源になると書かれていた。
マシュマロとミツバチ
オクラの蜜源価値とはまったく関係ないが、オクラと同じアオイ科の植物を調べていたらとても面白いものを見つけた。
マッシュマローという名前の植物があるのだ。
和名はウスベニタチアオイ。名前の通りマシュマロの材料になる。いまは卵白やメレンゲでつくるみたいだが、元々はこのマッシュマローのエキスで作っていたらしい。
マッシュマローのお菓子 = マシュマロということ。
日本で言うところの葛餅(くずもち)みたいなものだな。非常に面白い。覚えておこう。
ちなみにマッシュマロー(ウスベニタチアオイ)の蜜源価値は不明。ただ、「タチ」がつかないウスベニアオイの方は評価グッドの蜜源植物になっている。
ウスベニアオイはハーブ業界でマロウと呼ばれるやつ。
これも覚えておこう。
まとめ
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- オクラの蜜源価値は多分あり
- アオイ科で綿(わた)やハイビスカスと仲間
- マッシュマローで作るお菓子だからマシュマロ
- ハーブのマロウはグッド評価