オレンジの小さな花 キンモクセイとミツバチ

10月 キンモクセイの花

キンモクセイの匂いが話題に上がり、キンモクセイのことをたいして知らないことに気づきました。

とってもメジャーな木なのに・・・

養蜂家として話題に困らないよう、キンモクセイの花期や特徴、蜜源としての価値を調べたことを書き留めておきます。

キンモクセイの花期や特徴

9月のおわりから10月にかけてオレンジ色の小さい花をずらっとたくさんつける常緑樹、それがキンモクセイ。

キンモクセイの花はとても匂いが強くて、咲くとすぐにそれとわかる。

甘いというかトイレの芳香剤の匂いみたいな匂いがするのだ。キンモクセイは庭木や公園にたくさん植えられているので、匂いを感じたときに辺りを見回すとすぐにみつかる。

ちなみにキンモクセイ(金)に対して、ギンモクセイ(銀)というのもあって、ギンモクセイの花は白らしい。

 

キンモクセイのことを調べてみて興味を惹いたポイントは2つ。トイレの匂いの話と雄株しかないという話。

あの匂いでトイレを連想するのは一定世代より上の人たちだけらしい。

キンモクセイの匂いがトイレの芳香剤として主流だったのは1990年代の前半まで。ゆえに「キンモクセイの花 = トイレの匂い」はその時代に育った人、昭和世代にしかわからない感覚みたいだ。

確かに今のトイレはあの匂いがしない気がする。

覚えておこう。

もう一つは、キンモクセイにはオスとメスがあり日本にはオスしかないというはなし。渡来してきたのが雄株でそれが挿し木で増やされて今に至るらしい。

見方を変えると現在あるキンモクセイはみなクローンだということ。ソメイヨシノと同じだ。キンモクセイも寿命が決まっているとか、特定の病気に弱いとかがあるのかもしれないな。

これはこれで興味深い話なので頭に入れておくことにする。

蜜源としてのキンモクセイ

キンモクセイの蜜源植物としての価値は微妙。

補助蜜源、花粉源になると書かれている本もあるが、あくまで文献上は蜜源みたいな扱いになっている本もある。仲間内からもキンモクセイにミツバチが群がっているという話も聞かない。あれだけそこら中にあるにも関わらずだ。

ゆえに微妙。

ちなみにキンモクセイはモクセイ科でネズミモチの仲間。ネズミモチの仲間だし、匂いも強く、花のつき方も小さな花がたくさんつくミツバチの好きなタイプ。来ても良さそうな気がするんだけどなミツバチ・・・。

以後、注意して見てみよう。

まとめ

キンモクセイのうんちくをまとめるとこんな感じ

      • キンモクセイ= トイレの匂いは昭和世代
      • 日本には雄株しかない
      • ギンモクセイ(銀)もある
      • 蜜源植物かどうかは微妙

これでもうキンモクセイの話題を振られても大丈夫 ^ ^