今回はミツバチのことを書きます。
室内にミツバチがいるときの対処法です。
まあ、家の中にミツバチがいるなんてシチュエーション、養蜂家でもないかぎりそうそうあるとは思えませんが、もしそのような場面に出くわしたときにどうすれば良いかという話です。
もしミツバチが部屋にいたら
部屋の中でミツバチが飛び回る・・・ そんな状況に陥ったときは、まずは何匹いるのか数えてみましょう。
別に細かく数える必要はありません。
1匹だけなのか、それとも複数いるのかがわかれば良しです。
というのも、この状況に対処するためには彼らがなぜ部屋にいるかの理由を知る必要があり、その理由は部屋にいるミツバチが1匹なのか複数なのかでおおよその見当がつくからです。
ミツバチが家の中にいる場合に考えられる理由は2つ、迷い込んだか餌を探しに来たかのどちらかです。
もし家の中にいるミツバチが1匹だけなら、人にくっついてきたか、洗濯物にでもついてきたのだと思います。
要は迷い込んだだけなので、この場合は特に気にかけることもありません。
そのうち出て行くので窓を開けておけば良しです。
もしくは窓を網戸にして風がはいるようにしておけば、そのうち窓辺にくるのでタイミングをみて外に出してあげれば良しです。
外に出すときに近づくのも怖いというのであれば、完全に放置するのもありです。
要は見て見ぬ振りをするだけです。
なぜなら、家の中に閉じ込められたミツバチは遅かれ早かれ餓死してしまうからです。
ミツバチは巣から出る時に、燃料となるハチミツを食べてから出かけるのですが、外出に必要なカロリー分しかもらえないのです。
なので、家の中に閉じ込められて、巣にも戻れず、餌もとれなくなったミツバチはたいてい翌朝には死んでしまいます。
まあ、ちょっとかわいそうなのですが、近づくのが怖いなら仕方ないです。
見て見ぬ振りをしましょう。
いずれにせよ無理に捕まえたりしなくても大丈夫です。
むしろ、捕まえようとして追っかけ回す方が刺されるリスクが高いのでやめたほうが良いです。
それは、それがミツバチが身の危険を感じる行為だからです。
ミツバチが刺すのは、自分たちの巣を守るときと自分の身を守るときです。
これは大事なことなので覚えておいた方が良いです。
ミツバチと接する時は「決してミツバチが身の危険を感じる行為をしない」これが大原則です。
「捕まえようと追っかけまわす行為」はミツバチ側から見ればどうみても身の危険を感じる行為になります。
なので、絶対にやめた方がいいです。
部屋の中に複数のミツバチがいたら
問題は家の中を飛んでいるミツバチが1匹ではない場合です。
数匹から数十匹のミツバチが部屋の中を飛び交っている状態、この場合はどこかにミツバチの侵入経路があり、意図的に入ってきている可能性が高いです。
意図とは餌(エサ)をゲットする目的です。
要はアリさんと同じですね、甘いものの匂いを嗅ぎつけて家の中に入ってきたのです。
こういうときはまずは何より侵入経路を探して塞ぐことが肝心です。
迷い込んだミツバチのときと同じように窓開けておけばそのうち出て行くか・・・ などとやってはいけません。
えらいことになります。
彼らは良い餌場をみつけると餌を持ち帰ったときに仲間を教えます。
俗に言うミツバチのダンスです。
あっちの水はあまいぞと仲間に教えるのです。
で、なにかしらの意思決定をしたうえで、みんなで餌場に押し寄せます。
そうなったら一大事なので、さっさと侵入経路をみつけて塞ぐというわけです。
次に、狙われている餌(エサ)をきれいに片付けます。
跡形もなく片付けてミツバチにこれ以上ここにいる意味がないことをアピールするのです。
餌(エサ)という目的がなくなったミツバチは、外に出るために明るい窓辺に集まってくるのでタイミングをみて外に逃がしてあげれば良しです。
まとめ
部屋の中にミツバチがいるときの対処法としては、基本は放置して窓辺に寄ってきたところで外に逃がしてやれば良しです。
ただし、エサを探しにきたミツバチは仲間を呼ぶ恐れがあるので、先に侵入経路をふさぎ、狙われているエサを隠していやる作業が必要になります。
まあ、普通は迷い込んできたミツバチだと思うので、気にならなければ放っておくのが1番だと思います。
で、気づいたときに窓辺にいるようなら外に逃がしてやれば良いと思います。
以上、室内にミツバチがいたときの対処法でした。
では、また ^ ^