9月の3連休に飛騨高山キャンプ場で秋キャンプをしてきました。
旅の目的は飛騨高山でうまいものをたべることときれいな星空を眺めることです。飛騨高山キャンプ場はそのふたつを実現するための拠点として抜群のパフォーマンスを発揮してくれました。
飛騨高山キャンプ場を実際に利用して感じたことや事前に知っておいた方が良いと思えることを紹介しますので、飛騨高山の観光の拠点をお探しの方やこれから飛騨高山キャンプ場の利用を考えている方の参考になればと思います。
注)この記事で紹介する飛騨高山キャンプ場のオープン期間は7月1日から9月30日までです。ゴールデンウィークや紅葉のシーズンに利用できないのが残念ですが、9月の3連休にはギリギリ利用できます。
詳細は高山市の公式観光サイトで確認してください。
飛騨高山の観光と星空キャンプ
飛騨高山キャンプ場は標高1300メートルの山奥にあります。でも、高山市の中心街まで車で40分くらいです。
なので、昼は飛騨高山の街をぶらつき、夜は星空をながめながらキャンプを楽しむなんてことができるのです。
飛騨高山キャンプ場は数年前にも1度利用したことがあります。
そのときに観光の拠点としての立地の良さと星がきれいにみえるキャンプ場だということを知りました。
今回のキャンプでは天候がいまひとつだったので、星空を楽しむことができたのは初日だけでした。
でも、満足です。
空がひらけたオートサイトでする夜の焚き火はそれだけでも十分に楽しかったからです。
街で買いあつめた飛騨高山のうまいものをほおばりながら、夜空をバックに家族で囲む焚き火はなかなか良いものです。
また、運が良ければキャンプ場の近くで雲海もみられます。
前回にきたときは、早朝にキャンプ場から高山の朝市に向かう途中でみられたので、今回も密かに期待していたのですが、残念ながらみえませんでした・・・ 。
まあ、なんにせよ星空や焚き火をたのしみつつ、飛騨高山の観光までできてしまう良いキャンプ場だということを再確認させてもらいました。
ちなみに今回の利用では蚊もブヨもいませんでした。
連休でも混雑とは無縁
今回は9月の3連休に2泊3日で利用しました。
茶色い建物が管理棟です。3連休に予約なし事前電話もなしの完全飛び込みでの利用でしたが、管理人さんはいやな顔一つせずに優しく応対していただきました。
ただ、できたら事前の電話はしたほうが良いかもしれません。
キャンプ場にお客さんがいない場合にも管理人の方が常駐しているのものなのか不明だからです。
今回の訪問時もかなり空いていました。
夕方に2組ほど別の方が来ましたが、到着時のオートサイトには我々のほかに1組いただけでした。
夏は飛騨高山キャンプ場、冬は飛騨高山スキー場
写真はテントの設営場所から下方を撮影したものです。
今回はオートサイトを利用しました。
テントを設営したのは管理棟の前あたりです。設営場所の上方にも、かなり広いスペースの芝生のサイトが広がっています。
ただ、注意しなければいけない点がひとつ。
飛騨高山キャンプ場のオートサイトは、スキー場のゲレンデなので斜面なのです。そのななめ具合は管理棟の写真を見ればわかると思いますが結構な斜め具合です。
おそらく、これが飛騨高山キャンプ場を連休でも混雑と無縁にしている大きな理由だと思います。
前回に来たときはあまり深く考えずテントを張ってしまったため、朝方になって転がってきた子どもに押しつぶされれる羽目になりました・・・。
なので、今回はこのときの教訓をいかしてテントを斜面と平行に張りました。
そして足元が斜面の下側になるようにして寝るようにしたら、ななめ具合もまったく気にもならずにぐっすり眠ることができました。
それよりもテーブルや焼き網のセッティングの方が問題です。
斜面なので、そのままセッティングするとテーブルや焼き網に置いたものが転がってしまうのです。
とくに注意が必要なのは焼き網のウインナー。
形状的に丸いので、焼き網に置いた瞬間に転がり落ちて悲しい思いをしました。なので、焼き網とテーブルのセッティングには注意したほうが良いと思います。
でも、この斜面も悪いことばかりではありません。
それは斜面のおかげでオートサイト全体の視界がひらけているからです。要は斜面の下側に体を向けるとどこでも視線の先に空が広がるということです。
贅沢にも夜空をみながらの焚き火とかができちゃうのです。
今回も、二日目はあいにくの曇り空でしたが、夜空をバックにした焚き火を満喫できました。
スキー場のきれいなトイレ
もみの木ロッジです。
トイレは「管理棟」と「もみの木ロッジ」のものが使用できました。
スキー場だけあってトイレはあったか便座のウォシュレット付きです。オレンジ色の屋根のもみの木ロッジの中にはジュースの自動販売機もありました。
炊事場はオートサイトの1番下でリフト乗り場の横です。
炊事場の横にはテントの下にU字溝(ゆーじこう)をつかったバーベキュー用のコンロが用意されていました。
ゴミ捨て場はもみの木ロッジの横にあり、大概のものは分別して捨てられるようになっていました。
飛騨高山キャンプ場は全体にきれいなキャンプ場で、2泊3日を快適に過ごせました。トイレ、炊事場、ゴミ捨て場の印象も良かったです。
バイク向けのフリーサイト
フリーサイトのロケーションはかなり良い部類だと思います。
森にかこまれた草地のサイトで、真ん中には小川まで流れちゃってます。小川の水はとてもきれいで、前回来たときは魚の姿もみられました。
奥に見える小さな建物がフリーサイト内のトイレですが、ちょっとハードル高めでした。
フリーサイトの入り口です。
フリーサイトへは車の乗り入れができませんが、すぐ横が駐車場なのであまり苦にはならないと思います。
フリーサイトの炊事場です。
ロケーションも良いし、値段もオートサイトより安いので、荷物が少ない人やバイクの人はフリーサイトの方が良いかもしれません。
リーズナブルなバンガロー
フリーサイトの向かいにはバンガローがいくつかありました。
フリーサイトやオートサイトと比べるとちょっとお高くなりますが、世間の相場からすれば相当安いと思います。
なので、「観光の拠点」と考えるのなら、バンガローもありですね。
おまけ・・・ショートカットできる林道のこと
平湯方面から飛騨高山キャンプ場へアクセスする場合、地図で見ると丹生川からショートカットできる林道があります。
今回の訪問時に使ってみたのですが、あまりお勧めできないルートでした。
理由は落石です。大幅な時間短縮はできたのですが、路面にかなりの落石があったのです。石が落ちてくるのも怖いですが、ひとけのない山の中で石を踏んづけてパンクでもしたらシャレになりません。
少なくとも私はもう使いたいと思わないルートでした。
まとめ
飛騨高山キャンプ場はこんなところでした。
-
- 星がきれいに見える
- 連休でも混雑とは無縁
- スキー場のきれいなトイレが使える
- バイク向けのフリーサイトがある
- リーズナブルなバンガローがある
星がきれいにみえる全体にきれいなキャンプ場で連休なのに混雑していない。ただ、サイトが斜めだよって話ですね。
以上、飛騨高山キャンプ場のレポでした。
では、また^ ^
飛騨高山キャンプ場の営業期間など
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- 営業期間 7月1日〜9月30日
- webページ 高山市の公式観光サイト
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